就職情報サービスのマイナビの就職内定率調査によると、13年大卒予定者の5月末時点の内定率が4割を超え、前年同期を上回ったことが分かった。

 調査によると、13年大卒予定者の5月末時点の内定率は42.5%で、前年同期(35.9%)を6.6ポイント上回った。内定者獲得者のうち、約6割(59.2%)が就職活動を終了している。

 内定率を文理男女別で見ると、文系男子が44.4%(前年同期比7.3ポイント増)、文系女子35.1%(同5.1ポイント増)、理系男子が48.4%(同5.9ポイント増)、理系女子44.9%(11.8ポイント増)でいずれも前年同期を上回った。

 地域別では、四国(49.7%)、北陸(48.0%)が5割に迫る一方、東北(34.8%)、九州(36.4%)は4割を下回っており、地域による差がやや大きくなっている。

 調査は、13年3月卒業見込みの全国大学4年生、大学院2年生6013人から回答を得た。

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