米労働省が発表した雇用統計(季節調整済み)によると、5月の失業率(軍人除く)は8.2%で、前月から0.1ポイント悪化した。

 景気との連動性が高い非農業部門の雇用者数(季節調整済み)は、前月に比べて6万9000人の増加。事前の市場予測(15万人前後)を大きく下回った。前月の雇用者数(改定値)も11万5000人増から7万7000人増に引き下げられた。

 民間部門は8万2000人増で、教育・医療サービス(4万6000人増)、運輸(3万5600人増)などは増加したが、建設(2万8000人減)などは減少した。政府部門は1万3000人の減少となった。

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