釘宮理恵、日野聡が7年間の想いに感涙！『ゼロの使い魔フェスティバル』レポート
TVアニメファイナルシリーズが好評放送中の「ゼロの使い魔」最初で最後の大型イベント『ゼロの使い魔フェスティバル』が、2月19日（日）に中野サンプラザで開催された。
出演者は、釘宮理恵さん（ルイズ役）、日野聡さん（平賀才人役）、堀江由衣さん（シエスタ役）、いのくちゆかさん（タバサ役）、井上奈々子さん（キュルケ役）、高橋美佳子さん（モンモランシー役）、能登麻美子さん（ティファニア役）、ICHIKOさん（OP主題歌アーティスト）。豪華キャスト、アーティストが勢揃いして盛り上がったイベントの模様をお伝えする。
スクリーンに紙芝居風の諸注意ナレーション、そしてこれまでのシリーズの映像が映し出されてイベントがスタート。オープニングはICHIKOさんによる、第1期OPテーマ『First kiss』（TVサイズ）だ。続いて、司会の鷲崎健さんの呼び込みでキャストがひとりずつ登場し、イベントへの意気込みを述べた。
最初のコーナーは『ゼロの使い魔トーク』。ボックスからトークテーマを引き、テーマに従い話を展開していく。テーマ『自身のキャラでここがピークだと思ったのは？』では、「このイベントがピークかも（笑）」（高橋）、「第3期の一人芝居」（堀江）、「才人にキスを迫るシーン」（能登）など様々な回答が飛び出す中、釘宮さんが選んだのは「レモンちゃんのシーン」。これには会場から大歓声が上がる。レモンちゃんが何なのかは本編でご確認いただきたい。
そのレモンちゃんについて『台本を見た時やアフレコ時はどうでしたか？』と聞かれ、釘宮さんは「ヤマグチノボル！お前の脳みそはどうなってるんだ！」と驚愕したことを明かす。一方の日野さんは「ヤマグチノボル！あなたは最高だ！！」と対照的な回答。しかし、日野さんも正直「レモンちゃんって何？」と思ったそうだ。
お気に入りのキャラを聞かれた日野さんは「才人目線ではルイズ、日野聡では全員（笑）」とコメントし、釘宮さんが「最低ですね」と一蹴する場面も。他にも、エンディングのルイズの髪型や今後の見所についてトークが繰り広げられた。
朗読ドラマ『魔法学院のバレンタイン』では、バレンタインをテーマにしたオリジナルストーリーを熱演。キャラクター同士のコミカルな掛け合いに、笑いが起こる一幕もあり楽しませてくれた。さらに、ヤマグチノボル先生からビデオメッセージも！
続いてのコーナーは『勝利を掴め！トリスティン魔法学院 対抗戦』。ルイズチーム（釘宮さん、高橋さん、いのくちさん）とシエスタチーム（堀江さん、井上さん、能登さん）に分かれて対決する。日野さんはジャッジマンとしてどちらのチームがよかったか判断していく。
1回戦は、クイズの回答をイラストで答える『記憶でお絵描きクイズ』。出題されたクイズの正解はコルベール先生や、才人を足蹴にするルイズなどだったのだが、両チームとも普通のおじさんから謎の生き物まで、個性溢れるイラストが並ぶ。出題中ヒントを求める釘宮さんに対して日野さんは「小さいにゃんにゃん、大きいにゃんにゃんにヒントくれにゃん」と言えばヒントを出すと、劇中の才人さながらの発言。それに応じる釘宮さんに大歓声が起こった。
2回戦は『キングオブツンデレ☆決定戦』。お題として出された“ツン”なセリフに対する“デレ”なセリフを考えるというもの。お題と回答を紹介していこう。
◆お題：何ジロジロこっち見てんのよ！？
高橋：もっと端っこ歩きなさいよ
井上：今そんなに見なくたって、夜になったらいっぱい見せてあげるから
◆お題：寒いから、アンタのそのコート 私に貸しなさいよ！
能登：私が温めて返してあげるから
いのくち：貸してくれたら、くっついてあげるから
◆お題：アンタ、私の使い魔にでもなったつもり！？
釘宮：使い魔なんかきゃないんだから・・・アンタ、私のカレでしょ
堀江：私が・・・アンタのメイドでしょ
3回戦は『この場面、才人ならどうする！？』と銘打ち、アンリエッタの部屋と鏡が通じたままなら、才人はどうするか答えるもの。「会いに行く」「手を出す」「姫様としっぽり♡」といった回答のオンパレードで、全く信用がない才人。そして正解となる日野さんの回答は、全員の予想通り「もちろん！行くー！！」だった。最終結果はシエスタチームの勝利となり、ご褒美としてトリスティン魔法学院のマントが送られた。
才人とルイズが他のキャラクターの10年後を想像するという内容の朗読ドラマ『未来の私』に続き、最後はICHIKOさんのライブコーナー。第2期OPテーマ『I SAY YES』、第3期OPテーマ『YOU'RE THE ONE』、そして現在放送中の第4期OPテーマ『I'LL BE THERE FOR YOU』を熱唱。まさに集大成となるイベントに相応しい内容だ。そしてエンディングでは出演者から感想が語られた。
ICHIKO：7年も歌わせていただくことが出来て本当に幸せです。
能登：私は第3期からの参加でしたが、色々と思い出してジーンときました。
高橋：このような大きなイベントが出来て、7年もの間支えてくれて本当に感謝しています。
堀江：シエスタは回を重ねる毎に弾けて、突き抜けた明るさが大好きでした。
いのくち：心の動きを大切に演じてきました。たくさんのファンとイベントが出来て嬉しかったです。
井上：皆さんの顔を胸に刻んで持ち返ります。今日のイベントや作品のことを忘れずにいてくれたら嬉しいです。
釘宮：愛情をずっと注いでくれて感謝しています。ルイズに力をもらいながら続けてこれました。最終回まで見届けてくれたらと思います。
日野：不安もありましたが、こうして応援してくださるのを目の当たりにして感動しました。これからファイナルを迎えますが、温かく見守ってください。
これでイベント終了、かと思いきや観客の拍手に導かれる形でアンコール！ICHIKOさんが思い出の第1期OPテーマ『First kiss』を今度はフルサイズで披露した。歌い終わるとキャストも再びステージに登場して一礼。そして最後に、釘宮さんと日野さんがステージに残り改めて想いを述べると、2人とも思わず涙ぐんでしまう。長期に渡るシリーズ、2人にとって代表作となった作品だけに、万感の思いがあったのだろう。その気持ちを受け取った観客から温かな拍手が送られてイベントは幕を閉じた。
（取材・文：千葉研一）
■Blu-ray＆DVD「ゼロの使い魔F」Vol.1
【発売日】2012年2月22日（水）好評発売中！
【価格】Blu-ray：7,140円（税込）／DVD：6,090円（税込）
【収録話】第1話・第2話収録
【Blu-rayスペック】仕様：1層ディスク、画面サイズ：16：9（1080p HighDefinition）
【DVDスペック】仕様：片面1層、画面サイズ：16：9（スクイーズ）
【Blu-ray＆DVD共通】音声：リニアPCM、言語：日本語、色：カラー、収録分数：本編約48分
【発売元】ティー・オーエンタテインメント
【販売元】メディアファクトリー
【初回生産特典】
（1）「ゼロの使い魔F」スペシャルCD〜ルイズver〜（エンディングキャラ違いVer＆3Dボイス収録）
（2）兎塚エイジ氏描き下ろし三方背BOX＆藤井昌宏氏描き下ろしジャケット
（3）全巻購入連動特典応募券1（兎塚エイジ描き下ろしBOX）
【初回生産・通常版共通特典】
（1）特製リーフレット
（2）スーパーピクチャーレーベル
（3）ノンクレジットOP
（4）ノンクレジットED
（5）PV集
【Blu-ray＆DVD発売予定】
後続巻各2話収録
Vol.2：2012年3月21日（水）
Vol.3：2012年4月25日（水）
Vol.4：2012年5月23日（水）
Vol.5：2012年6月27日（水）
Vol.6：2012年7月25日（水）
■TVアニメ「ゼロの使い魔F」
【放送情報】
TOKYO MX：毎週月曜25:30〜26:00
チバテレ：毎週日曜24:30〜25:00
tvk：毎週日曜25:30〜26:00
サンテレビ：毎週火曜26:05〜26:35
テレビ愛知：毎週火曜26:00〜26:30
BS11にて：毎週土曜24:00〜24:30
AT-X：毎週土曜8:30〜／22:30〜、毎週水曜14:30〜／26:30〜
※放送日時は変更となる可能性がございます。
【スタッフ】
原作：ヤマグチノボル（MF文庫J「ゼロの使い魔」シリーズより）
キャラクター原案：兎塚エイジ
監督：岩崎良明
シリーズ構成：ヤマグチノボル
キャラクターデザイン・総作画監督：藤井昌宏
プロップデザイン：野田康行
色彩設計：但野ゆきこ・石川恭介
美術監督：廣瀬義憲
撮影監督：武原健二
編集：後藤正浩
音響監督：明田川仁
音響制作：グロービジョン
音楽：光宗信吉
音楽制作：日本コロムビア
プロデュース：GENCO
アニメーション制作：J.C.STAFF
製作：ゼロの使い魔F製作委員会
【キャスト】
ルイズ：釘宮理恵
平賀才人：日野聡
シエスタ：堀江由衣
ティファニア：能登麻美子
アンリエッタ：川澄綾子
タバサ：いのくちゆか
キュルケ：井上奈々子
イルククゥ：井口裕香
ギーシュ：櫻井孝宏
モンモランシー：高橋美佳子
ジュリオ：平川大輔
ヴィットーリオ：立花慎之介
ダミアン：田村睦心
ジャネット：高森奈津美
ジャック：山本格
ドゥドゥー：井口祐一
©2012 ヤマグチノボル・メディアファクトリー／ゼロの使い魔Ｆ製作委員会
