銀座エリア13ブランド共同のイルミネーション初開催 カズが点灯

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 全銀座会と銀座通連合会、「Cartier(カルティエ)」や「BVLGARI(ブルガリ)」など13社によるギンザ インターナショナル ラグジュアリー コミッティ(=GILC 略称ギルク)が11月25日、復興支援をテーマにした銀座初の本格的なイルミネーション「GINZA ILLUMINATION~希望の翼」の点灯式を開催した。ゲストにサッカー選手の三浦知良さん、モデル・タレントとして活躍する長谷川理恵さんらが登場。被災地の一日も早い復興を願う気持ちを込めてイルミネーションに光を灯した。

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 東北地方大震災後に迎える初のクリスマスに向けて展開されている「GINZA ILLUMINATION~希望の翼」では、銀座通り(中央通り)1丁目から8丁目と、晴海通りの数寄屋橋から銀座4丁目交差点付近までの約1.2kmにわたってオブジェが飾られている。LED照明を使用したオブジェの中心には、岩手県の陸前高田私立高田小学校と、宮城県の気仙沼市立大谷小学校の子ども達161名が「みんなが笑顔になる未来」をテーマに描いた絵を設置。大きな翼と共に光り輝いている。

 今年3月に開催されたチャリティーマッチで見事ゴールを決めた三浦知良さんは、「被災地の方々は、まだまだ乗り越えなければならないこともあると思いますが頑張ってほしい。僕もサッカーで伝えられることがあるはずなので頑張ります」と応援のメッセージを述べ、チャリティー活動にも積極的に取り組む長谷川理恵さんは「一人でも多くの人にこのオブジェを見て頂き、子供たちの気持ちを感じてほしい。オブジェの翼にのせて皆様のものとに幸せが届けばと思います」と語った。また、公式ウェブサイトでワークショップの様子や参加した161名の子供たちの絵を見ることができるほか、Twitterを通した応援メッセージを募っている。「GINZA ILLUMINATION~希望の翼」の会期は、12月25日まで。

 「GINZA ILLUMINATION~希望の翼」の主催は、全銀座会、銀座通連合会、GILC。GILCとは、銀座通りと晴海通りにショップを構える国際的なラグジュアリーブランド7社が集い2002年に設立した企業団体。現在は、ジョルジオ アルマーニ ジャパン株式会社、ブルガリ ジャパン株式会社、リシュモン ジャパン株式会社、シャネル株式会社、エルメス ジャポン株式会社など13社により組織しており、「国際的で文化性の高い銀座」を世界へ発信していくことを目的としている。