CLグループリーグ第5節、アウェイでギリシャのパナシナイコスと対戦したバルサは、前半26分ダニ・アウベスのスルーパスを受けたペドロが、うまくサイドネットにボールを流し込み先制。後半もゲームを支配したバルサが、メッシ、ペドロが62分と69分に立て続けにゴールを決め快勝。3シーズン連続でグループリーグ1位通過を決めた。

 試合後、グアルディオラ監督は、「最近の出来には満足している。しかし、だからと言って勝ちが保証されることはない。R・マドリーについてはこれからしっかり分析する。R・マドリーはすごい能力を持ったチームなので、なるべく良い準備をして臨みたい」とクラシコへ向けてコメントした。

 全ての選手への個人インタビューなどを規制し、この1週間集中を保ってきたバルサ。左サイドバックでスタメン出場しメッシのゴールをアシストしたアドリアーノも、「これでクラシコの事を考えられる」と気持ちを切り替えていた。ついに両チームがクラシコ前の最終戦を終えた。スペインを二分割にする大一番への序章がついに始まる。

(スペイン通信)