チャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第2節オセール戦に、先発で出場したレアル・マドリーのフランス代表FWカリム・ベンゼマ。リーグ・アン時代(リヨン)によく知った相手のホームということでモウリーニョ監督の期待も高かったはずだが、不発のまま58分にエジルと交代させられた。

 試合後、中継局カナル・プリュスのインタビューにフランス語で応じたモウリーニョ監督は、「ベンゼマについては、ローラン・ブラン(フランス代表監督)とよく話す。ふたりとも彼が非常に高いクオリティーをもっていることは認めている。でもおそらく彼はもうちょっと野心をもってプレーする必要がある」と語り、この試合でも不満が残ったことを示唆した。

 リーガではこれまで5試合のうち4試合が途中出場。プレー時間はわずか141分だ。モウリーニョ監督を納得させるという高いハードルを越えないと、フランス代表でのレギュラーの座も危うくなるおそれがある。