21日のホッフェンハイム戦(ブンデスリーガ第5節)で足首を負傷し途中交代したバイエルン・ミュンヘンのMFフランク・リベリ(27)。翌朝の精密検査の結果、右足首靭帯の断裂で少なくとも全治4週間と診断された。レキップ紙が報じた。

 バイエルンのネルリンガーSD(スポーツ・ディレクター)によると、手術の必要はなく、ギプスで10日間固定し、その後2〜3週間かけてリハビリを行なう。練習に合流できるのは10月後半になる見通しだ。

 昨季はレアル・マドリー移籍騒動にはじまり、故障続きでシーズンの半分しかプレーできなかったうえ、未成年買春疑惑の発覚、チャンピオンズリーグ決勝の出場停止、W杯でのフランス代表の一連の不祥事と、さんざんな1年だったリベリ。

 今季はこれまでブンデスリーガでフル出場。代表でも10月12日のルクセンブルク戦(ユーロ予選)でフランスサッカー連盟から受けた謹慎処分が解けて、ようやく“厄払い”となりそうな矢先だった。