さくらんぼ小学校の名称問題に関して『私はカマを掘られた被害者である』

2011年4月から開校予定の山形県東根市の小学校の名称を巡る問題で、当初は『さくらんぼ小学校』という名称で本決まりのはずが、某『同人18禁美少女ゲームソフト制作サークル』と同じ名称であることが判明。子を持つ親御さんなどからは反対の声が挙がっていましたが土田正剛市長は名称変更には断固反対。

しかし、翌日には子供への安全面と自身の保身を配慮して前言撤回。小学校の名前を白紙に戻すことを発表しています。一連の騒動に関して同市長は『同じ名前のアダルトサイトがあるとは夢にも思わなかった。交通事故で言えば向こうからぶつかってきた感じ』。と、事前にインターネットを利用し類似性のある名前がないかを確認する作業を怠っておきながら、あくまでカマを掘られた被害者という主張をしています。

一方、同名を持つ同人18禁美少女ゲームソフト制作サークルにとっても寝耳の水の出来事だったと思いますが、今回の一件に対してホームページ上では以下のような文面を掲載しています。

この度はサークルサイトに御アクセスいただき誠にありがとうございます。

ここにいらっしゃった多くの方はおそらく件のニュースをごらんになってのことかと存じます。

ニュースなどでは『アダルトサイト』などと報道されているようですが、正しくはアダルトサイトではございません。
私どもは『同人１８禁美少女ゲームソフト制作サークル』であり、同人サークルという形で、エッチなゲームを制作しております。

サークル『私立さくらんぼ小学校』は２００２年１２月にデビューして以来、ファンの皆様よりご支援を賜り、８年間の活動の中で、１９タイトルの作品をリリースしてまいりました。
平素よりご愛顧くださるファンの皆様にはこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。

今回の件につきましては、実在の児童が関わる問題でございますゆえ、慎重に対応していきたい所存です。
それにともないまして、インタビューの類はすべてお断りさせていただいております。
ご要望に応じられず誠に申し訳ございません。

なお、今後の対応といたしまして、先方様の学校のご意志が変わらぬようでございましたら、児童の安全を配慮し、サークル名の変更を視野に入れることも考慮しております。
（子供や保護者の方々を不安にしてまで、名称を貫こうとは思っておりません）

願わくば、私どもおよびファンの方々を、そっとしておいていただければ幸甚でございます。
何卒ご容赦のほどお願い申し上げます。

場合によってはサイトの名称変更も視野に入れるなど真摯で大人の対応を取っていますが、片方は自身の非を認めるどころか10:0であちらが悪いとでも言いたいような態度にネット掲示板からは『お前の前方不注意だろ!』といった意見を多く見受けることができます。

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