転職活動者の48%が定年まで働きたいと考えている――ことなどが、転職情報サイトを運営する毎日コミュニケーションズの「転職活動者の意識調査」(2009年9月時点)で分かった。

 同調査で、転職先の会社で、今後どのくらい長く働く考えか聞いたところ、48%の転職活動者が「定年まで」と回答し、最も高い割合となった。

 次に「分からない」が16%、「10年以上」が16%、「5〜10年程度」が9%、「3〜5年程度」が7%と続き、「1〜3年程度」は3%という結果となっている。

 こうした傾向は、特に年齢があがるにつれて、「定年まで」勤務したいという回答割合が高くなる傾向となった。なかでも、回答割合が最も高かったのは「41歳以上」で65%となった。

 一方、「25歳未満」「25〜30歳」の低年齢層はいずれも27%だったが、30代以降からは急激に増加し、「31〜35歳」では50%、「36〜40歳>では63%となっている。

 こうした結果について、同社では「30代以降に、その後のキャリアプランがより明確になっていくものと考えられる」と分析している。

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