インタビュー:市川実和子「偽りなく応えられるような大人になりたい」
――「人のセックスを笑うな」では生徒役にチャレンジされていましたね。
市川:まさかあんなに大々的に名前を書かれるとは思ってなくて(笑)。ほんのちょっとしかでてないですし。フラフラって遊びに行ったつもりの映画だったのになあ。――本当に色々な役に挑戦されている女優さんだなと思うのですが、役を引き受けるときに一番重視しているものは何ですか?
市川:やりたいって思ったらどんどんやっていたんですけど。でも、「悪夢探偵2」を引き受ける前くらいから、ちょっとゆっくりしてみようって、すごく考えるようになったんですね。前は本当にがむしゃらで、何でも経験したかったし、自分にスキルが無かったのでどんどんやってみたいと思ってたんですけど、無鉄砲に役を引き受けた作品もあったなあって反省したりすることもあるんですね。今は、あの頃よりは、頭ひとつ分くらいだけ見晴らしのいいところに出れた気がしていているんです。自分が本当にやりたいか、やりたくないか、どういうふうにしたいかってことを時間をかけて考えてるようになりましたね、最近は。――お芝居とは関係なく、市川さんが個人的に挑戦してみたいことはありますか?
市川:ピアノ教室に行こうと思ってます。習い事をほとんどしたことないので。あとは、今、雑誌で連載しているページを、1冊の本にまとめられたらいいなって思っていることです。――最後に、「悪夢探偵2」をどのような人に観て欲しいか、メッセージをお願いします。
市川:この作品は、ほんとうに怖い作品。そして、その「怖い」と感じる心を照らし出した映画です。恐怖って、どこか得体の知れないもののようだけど、やっぱり人が生み出した心なんですよね。この映画の恐怖は、子供のように純粋で、哀しくて、人間ぽい部分があるんです。それにわたし、恐怖って、エンターテイメントだって、今回改めて思ったんですね。だから、今回の映画は怖い映画が苦手な人にも、ぜひ楽しんで観て欲しいですね。「悪夢探偵2」ストーリー
塚本晋也監督の「悪夢探偵」(2007)の続編。悪夢探偵と呼ばれる影沼京一は他人の夢に入ることができる特殊能力を持っているが、その仕事をいつも嫌々こなしている。そんなある日、同級生にいたずらをしてから悪夢にうなされ始めたという女子学生の雪絵が京一に助けを求めてくるが…。
監督:塚本晋也
出演:松田龍平、三浦由衣、市川実和子、韓英恵、松嶋初音、光石研
公式サイト: http://www.akumu-tantei.com/
2008年12月20日(土)より、シネセゾン渋谷ほか全国順次公開中
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