倉木麻衣「24 Xmas time」初回盤 / 2008年11月26日発売 / 1,260円 (税込) / VNCM-6009
 1999年12月8日に発売したシングル「Love, Day After Tomorrow」でのデビューから、まもなく10年目に突入する倉木麻衣。10月13日の秦野市文化会館・大ホールを皮切りに現在、全国14公演による「Mai Kuraki Live Tour 2008 “touch Me!”」を開催中の彼女が、11月26日には記念すべき通算30作目のニューシングル「24 Xmas time」を発売。普段メディアへ露出する機会が少ない、彼女の素顔に迫った。

第1回「自分自身にもっと触れてほしい」(2008年11月19日)

――今回の「24 Xmas time」と、カップリングに収録される「All I want」はいずれもクリスマスソングとなっていますが、何かクリスマスにまつわる思い出はありますか?

倉木麻衣(以降、倉木):小さい時は結構、家族と過ごすことが多くて。家にクリスマスツリーを飾ったり、うちでは必ず毎年ケーキと“手羽”って言うか、あの…(笑)。

――チキン?

倉木:そうそう!チキン(笑)。“手羽”って言いますよね? 普通はみんなオシャレにシャンパンとかを持って乾杯するじゃないですか。うちの場合はみんなでチキンを持って「乾杯ー!」ってやるのが恒例になっていたり。あと、去年は京都駅でライブをさせて頂いて、今まで生きてきた中で一番のいいクリスマスになりましたね。

――今回の曲や、それ以前にもウィンターバラードを歌われていると思いますが、好きな季節はいつですか?

倉木:夏に向かって気持ちが段々と高まって、開放的になれるというのがすごくあって、夏が好きですね。

――旅行に行くなら、南の島とか?

倉木:そうですね。暖かい国が好きなんですけど、最近はヨーロッパの方とか。あとクリスマス時期で、オーストラリアとか暖かい国でのクリスマスも過ごしてみたいですね。

――毎回ご自身で歌詞を書かれていますが、割と普段から書き溜めているのか、それとも締め切りに追わて、「書こう!」と思って書いているのか、どんな感じで書かれているんですか?

倉木:私の場合は結構「この曲を作るぞ!」って集中して書くことが多くて。もちろん締め切りもすごく大事だと思うんですけど、やっぱりいい作品を最後のギリギリまで作っていきたいという思いが強くて、納得するまでやっていますね(笑)。日常生活の中で、歩いている時とかにフッと降りて来る言葉とか、思ったこととかを書き留めたり、忘れないように携帯で打ったりするんですけど。ほとんどは家とかスタジオで曲を聴きながら、イメージ膨らませて集中して書き上げることが多いですね。

――どちらかと言えば、短期集中型ですかね?

倉木:そうですね、短期集中型かもしれないです。

――学生時代は、一夜漬けするタイプでした?

倉木:一夜漬けするタイプでした(笑)。それが不思議で、やっぱり人って変わっていくんだなと思って(笑)。小学校、中学校ぐらいまでは結構、一夜漬けとかが多かったんですけど、「もう、それじゃあいけないだろう」と思ったり、段々と大人になるにつれて「先にやっておけば後が楽なんだな」というのも分かってきたりして(笑)。

――自分の記憶のある限りで、小さい時はどんな女の子でしたか?

倉木:今もそうなんですけど、とにかく自然が大好きな子でしたねー。潮干狩りで貝を獲ったり、海に行って遊んでいる記憶が結構多いですね。夏はもう、虫かごとアミを持って、セミを捕りに行ったり、結構行動的でした(笑)。