セリエA開幕ボローニャ戦の1−2敗戦に続き、14日の第2節ジェノア戦でも0−2の完封負けで2連敗したACミラン。敗戦から1夜明けた15日、ACミランのアドリアーノ・ガリアーニ副会長とカルロ・アンチェロッティ監督の会談は2時間に及んだ。

2時間を越える話し合いを終えたガリアーニ副会長は「カルロ・アンチェロッティ監督は続投する。オーナーも私と同じ意見だ。アンチェロッティの解任を考えたことは、これまで1度もない。彼への信頼は揺らいでいない。今日はスタッフ全員を集めてチームの問題点を分析した。前向きな話し合いができた。明日から様々なテストを行い、問題解決の糸口を見つけたい」と報道陣に語った。

一方、イタリア首相でACミランオーナーのシルビオ・ベルルスコーニは「私はもはや会長ではない。今の悩みの種はイタリアの将来についてのみだ」とコメントした。