◆米大リーグ ナ・リーグ ワイルドカードゲーム パドレス-カブス(30日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

 カブス・鈴木誠也外野手(32)が30日(日本時間10月1日)、ワイルドカードシリーズ第2戦、敵地・パドレス戦に「4番・右翼」でスタメン出場し、2点を追う4回1死走者なしの2打席目に中前安打を放ち、2試合連続安打をマークした。1死一、二塁からホーナーの中前適時打で生還した。

 前日29日(同30日)の第1戦では、1打席目に遊撃へのゴロだったが、全力疾走で相手の悪送球を誘い(記録は遊撃手の失策)で出塁。9回には中前安打を放って3打数1安打、1四球だった。だが、チームは0-8で完敗。負ければ終戦という崖っぷちに立たされて第2戦を迎えた。

 試合前には投手のようなフォームでのキャッチボールをするなどリラックスした様子を見せ、フリー打撃では25スイングで4本が柵越え。力強いスイングを見せていた。両軍無得点の2回先頭で迎えた1打席目は先発右腕・ピベッタと対戦しフルカウントから93・9マイル(約151・1キロ)の直球に手が出て見逃し三振に倒れた。2回に2点を先取され、0-2となった4回1死走者なしの2打席目には外角の直球をはじき返して中前安打を放って2試合連続安打とした。その後1死一、二塁とチャンスを広がり、ホーナーの中前適時打で生還。チームのポストシーズン13イニング目で初の得点となったホームを踏んだ。

 誠也は今季、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で右膝を負傷して出遅れたが、143試合に出場して26本塁打、86打点、打率2割7分の成績をマーク。自身初の出場となった昨季のポストシーズンでは8試合で3本塁打を放った。

 第1戦前日の28日(同29日)の全体練習では「全球ホームラン狙いですね」と高らかに宣言。すぐに「いやいや冗談です、冗談です」と”訂正”したが、「しんどいですけどね。レギュラーシーズンが終わったという解放感がすべてを示してます(笑)。気分も、体自体はしんどいですけど、気分がよければ何でもいいでしょう。もう楽しみですね。ここまで頑張って来られたので、存分に楽しみたいなと思っています」と意気込んでいた。

 昨季もワイルドカードシリーズでパドレスとカブスは対戦。昨季はカブスの本拠地で対戦し、カブスが2勝1敗で地区シリーズに進出したが、地区シリーズではブルワーズに敗れて敗退した。誠也は今季がカブスとの5年8500万ドル(約101億円)の契約最終年。負けて終戦となれば、FAになる。