『アメリ 公開25周年記念上映』ポスター

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 オドレイ・トトゥ主演映画『アメリ』(2001)が、公開25周年を記念し、11月13日より全国公開されることが決定。ポスタービジュアル2種が解禁された。

【写真】ベッドでくつろぐアメリ 赤基調のポスタービジュアル

 主人公は、パリ・モンマルトルのカフェで働く、ちょっと不思議で空想好きな女の子、アメリ。人と関わることが少し苦手な彼女は、ある日、アパートのバスルームで古い宝箱を見つける。持ち主を探し出して宝箱を返したことをきっかけに、誰かの人生を少しだけ幸せにする“小さないたずら”を始める。

 そんなアメリが出会ったのは、捨てられた証明写真を集める不思議な青年ニノ。誰かを幸せにすることは得意なのに、自分の幸せにはなかなか踏み出せない。ちょっぴり不器用なアメリの、恋と小さな勇気の物語。

 フランス映画『アメリ』は、2001年11月17日に日本初公開。上映館は、今はなきミニシアター「シネマライズ渋谷」1館からスタート。上映を待ち焦がれていた人々が朝からスペイン坂の上から井の頭通りまで並び、「観たいのに観られない!」と悲鳴があがった。その後、北は北海道・旭川、南は沖縄・那覇まで47都道府県、全160館の映画館で上映(再上映含む)されるなど、ミニシアター系映画としては異例の拡大公開を記録した。

 女性ファッション誌やカルチャー誌がおしゃれでかわいい『アメリ』を大々的に誌面で紹介し、騒ぎを聞きつけたテレビのワイドショーや男性週刊誌も『アメリ』現象を追いかけ、社会現象へと発展。赤と緑を基調としたポップなインテリアや、主演のオドレイ・トトゥが着こなすレトロなファッションに恋したファンに向けて、ムックやノベライズ、レシピ集、ヤン・ティルセンが手掛けた劇中音楽の楽譜集など関連書籍が続々と出版され、まさに日本中が『アメリ』に恋をし、夢中になった。

 監督は、ジャン=ピエール・ジュネ。『デリカテッセン』(91)、『ロスト・チルドレン』(95)、『エイリアン4』(97)といったアーティスティックでダークな世界観を得意とした彼が、「人々を幸せにする映画を撮りたい」と方向転換し、自分が好きなものと“幸せの種”を随所に埋め込んで生み出したのが、パリの下町モンマルトルを舞台にしたロマンチックコメディ『アメリ』だ。2002年にはアカデミー賞で外国語映画賞、美術賞ほか5部門にノミネートされるなど、世界的に高く評価されている。

 このたび本作が、『アメリ 公開25周年記念上映』と題し、11月13日より全国公開されることが決定。併せて、25年前の日本公開時から、多くの人々を魅了してきたポスタービジュアルも公開。アメリの上目遣いな笑顔が映える緑基調と、アメリがベッドでくつろぐ赤基調の2種類で、どちらも鮮やかな色彩とキュートでオシャレな世界観が詰まった、作品を象徴するデザイン。「幸せになる」という胸を掴むキャッチコピーに、新たに「25周年アニバーサリー」の月桂樹が添えられ、25年経った今も全く色褪せない魅力を再認識させてくれるビジュアルとなっている。

 人生を変えるような大きな出来事じゃなくても、毎日の中には、ちょっと嬉しくなる瞬間がある。『アメリ』が描いたのは、そんな“小さな幸せ”の積み重ねだった。それは25年経った今も変わらない。2001年にこの映画に出会った人には、あの頃の思い出を。まだ観たことのない人には、初めて出会う『アメリ』を。公開25周年の今、もう一度スクリーンで。

 映画『アメリ』は、11月13日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開。