OpenAIのAI高速処理サービス「Ultrafast」でGPT-6 Astraが利用可能になりました。GPT-6 AstraのUltrafastは、標準モードの最大8倍の速度を実現するそうです。

Ultrafast mode | OpenAI API

https://developers.openai.com/api/docs/guides/ultrafast-mode





Ultrafastは2026年8月にGPT-5.6 Solで登場した高速推論技術で、出力トークン辺りの料金が高くなる代わりに処理速度を挙げる「Fastモード」よりもさらに超高速処理を可能とするものです。 GPT-5.6 Solではプレビュー版が提供されていますが、GPT-6 AstraではUltrafastが広く利用可能となっています。

以下はOpenAI Developersが投稿した標準モードとUltrafastを比較したムービー。同じプロンプトを入力しても、Ultrafastの方が圧倒的に速くコンテンツの生成や質問への回答を出力しているのが分かります。





また、以下はロケットを3Dレンダリングして空に飛ばすアニメーションを作成する速度を標準モードとUltrafastで比較したムービー。OpenAIによると、UltrafastはCodexで最大8倍高速なトークン生成(1秒当たり300トークン)を提供し、APIでは最大6倍高速であるとのこと。





使用するには、「response.create」イベントのリクエスト設定時に「model」を「gpt-6-astra」に、「service_tier」を「ultrafast」にすればOK。また、UltrafastはSDKを介したHTTPリクエストもサポートしています。

GPT-6 Astraのデフォルトの超高速トークンレート制限では、API使用レベルがtier1~3の場合は1分当たり50万トークン、ティア4の場合は1分当たり100万トークン、ティア5の場合は1分辺り500万トークンとなっています。また、価格表に基づくと標準の場合は入力100万トークン当たり簡単な説明は10ドル(約1500円)・長いコンテキストは20ドル(約3100円)ですが、Ultrafastの場合は入力100万トークン当たり簡単な説明は60ドル(約9300円)・長いコンテキストは120ドル(約1万8000円)と高額になっています。OpenAIは「速度がコスト増に見合う場合にご利用ください」と述べています。



Ultrafastは2026年9月30日からCodex、ChatGPT Work、およびAPIでGPT-6 Astra向けに利用可能です。GPT-6.1 Solは近日公開予定となっています。なお、CodexおよびChatGPT WorkでUltrafastにアクセスするためには、合わせて新登場した月額8万4000円のプラン「Pro 500」を契約する必要があります。Pro 500はUltrafastを利用できるほか、ChatGPTの利用上限も大きく引き上げられています。