黒柳徹子 倉本聰さんと「もう一度、ゆっくり会って、お話がしたかった」 ゆかりの役者らが惜別
長く親交があった黒柳徹子(93)は、自身のインスタグラムを更新した。
倉本さんが北海道に移住する際に「うちの前が空いてるから、徹子さんも来ない?」と言われたことや、倉本さんの劇団に黒柳が寄付したことなどを回想。
「しばらくお会いしていないなと思っていたら、突然の訃報。もう一度、ゆっくり会って、お話がしたかった」としのんだ。
▼風吹ジュン(「前略おふくろ様」第2シリーズに出演)先生は、いつも笑顔を絶やさない方でした。ですがお仕事場では一転し、「前略おふくろ様」のリハーサルでは、目を三角にして厳しく、一つ一つのせりふに耳を澄ませ、演者や演出に深く関わり、労を惜しまれませんでした。
▼中井貴一(「風のガーデン」に主演)残念です。晩年は、大好きなタバコもやめられ、療養をなさっていらしたとか。天の上が、全面禁煙かどうかは分かりかねますが、喫煙所を見つけて、大好きな一服を、気兼ねなく楽しまれてください。
▼舘ひろし(99年放送のNHKドラマ「玩具の神様」に主演)10ページにもわたる長いシーンの撮影を見学にいらして、脚本の“てにをは”にこだわりをお持ちの倉本先生から「舘君、セリフは適当でいいよ」と言われ、それではとカンペをいろいろな所に張っていたら、それを見て黙って行ってしまいました(笑)。なんだか私には、いつも甘く接してくださいました。
▼本木雅弘(「海の沈黙」に主演)今年の2月に富良野に行く機会があり、先生とお食事をしました。時々イタズラなことをおっしゃりながら、和やかな笑みを浮かべていたお姿が心に残っています。
▼寺尾聰(「優しい時間」に主演)デビューして間もなくNHKの連続ドラマ「あひるの学校」で、その後「優しい時間」でお世話になりました。素晴らしい作品を多くの俳優たちは皆感謝しています。そして多くのドラマファンも同じ気持ちだと思います。
▼二宮和也(「優しい時間」に出演)最後は静かにそっと…という倉本さんの作品がその生き方が大好きです。それを見事にやってのけた倉本さんは、やはり凄い。もう怒られないはずなのに、なんでだろう?寂しいなうれしいはずなのに、寂しいなもう怒ってくれないのか…寂しいな。
▼長澤まさみ(「優しい時間」に出演)本読みの際に、会話せりふを「鎖のようにつなげて」とおっしゃられていたのが印象に残っています。倉本さんの物語では、生きた会話が流れ、登場人物の言葉や行動全てに人を引きつける何かが宿っていました。アズちゃんを演じられたこと、幸せでした。

