【卓球】“はりしの”張本智和、篠塚大登組 日本勢44年ぶりの決勝で敗れ銀メダル 中国ペアに苦杯…アジア大会
◆愛知・名古屋アジア大会 第9日 卓球(27日、スカイホール豊田)
男子ダブルスで、張本智和(トヨタ自動車)、篠塚大登(東都観光バス)の“はりしの”ペアは世界ランク2位の林詩棟、黄友政組に2-4で敗れた。それでも日本勢の同種目では14年仁川大会の丹羽孝希、松平健太組の銅以来のメダル獲得となった。
同じ2003年生まれの同学年ペアは23年世界選手権個人戦アジア予選会で初めて組み、攻守ともに総合力の高い実力者同士。篠塚は「僕たちは弱点がないのがいいところ」と強みを語る。この日準決勝で温瑞博、向鵬組に1-3で迎えた崖っぷちの第5ゲームの3-9。そこから怒とうの7連続得点。ミラクルな大逆転勝ちで、張本は右胸の日の丸のロゴをたたきながら、雄たけびを上げた。1982年ニューデリー大会金の小野誠治、阿部博幸組以来の決勝に進んでいた。
24日の男子団体決勝では8連覇していた中国を3-2で破り、1966年バンコク大会以来、60年ぶりの金メダルに輝いた。張本は0-1の2番手で温を3-1で下すと、1-2の4番手ではシングルス世界ランク1位の王楚欽に圧巻のストレート勝ち。日本の歴史的勝利をエースとして2勝でけん引。篠塚は決勝で出番がなかったが、1次リーグ2戦2勝と貢献していた。
篠塚大登「地元の愛知県でメダルを取れたことは嬉しいけど、最後はチャンスがなかったかといえば、そうではなかった。欲を言えば金メダルを取りたかったので悔しさがあります」
張本智和「ノーシードの僕たちからしたら、銀メダルはいい結果だけど、やっぱり準決勝の乗り越え方と、今日の2ー1リードできたということを考えれば、一気に金メダルの可能生もあったので…。でも最後は実力差がありましたし、勢いでどうにかある相手ではなかったので、納得できる部分もあります」
