ドジャース・大谷翔平24日にも復帰へ 本拠パドレス3連戦へロバーツ監督「可能性高い」 試合前にグラウンドで軽快ベースランニング
◆米大リーグ ドジャース10-4ジャイアンツ(19日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
負傷者リスト(IL)に入っているドジャース・大谷翔平投手(32)が、23日(日本時間24日)の本拠地パドレス戦から復帰する可能性を19日(同20日)、D・ロバーツ監督(54)が示唆した。この日の本拠地ジャイアンツ戦前にはグラウンドに出て走塁練習を行い、軽快な動きを披露。すでに打撃練習も再開させており、最短での復帰が現実味を帯びてきた。ド軍は15安打10得点と打線が爆発して3連勝。シーズン100勝、逆転でのリーグ最高勝率も見えてきた。
いよいよ近づいてきた。試合後の会見。ロバーツ監督は大谷について問われると「今日はトラジェクトアーク(高性能打撃マシン)で30~40スイングほどして、状態も良かった。あしたはさらに打撃練習をするはずだ。今日の走塁を見て、脚力は維持できていることが分かった。走りは速かったし、力強かった。だから次のカードで彼の姿が見られる可能性は高いと思う」と説明した。22~24日(日本時間23~25日)の本拠地最終カードとなるパドレス戦での復帰を示唆し、15日間のILから最短復帰となる23日(同24日)の復帰が見えてきた。
試合開始約2時間30分前。大谷はIL入り後初めて練習中のグラウンドに姿を見せた。観客席からは歓声も巻き起こる中、ベースランニングで一~三塁、一~二塁、二~本塁と約8分間で計5本のダッシュを見せた。グラウンドでの動きは最後の出場となった7日の本拠地レッズ戦以来だったが、左膝が回復していると証明するような力強い走りだった。
室内ながら打撃練習も再開済み。ベイツ打撃コーチは「今のところ全てが順調だろう。強度でいえば100%の状態」と太鼓判を押した。IL入り前は右手一本のフォロースイングになり「極めて厳しい状態」と感じていたというが、本来のスイングに近づきつつあると証言した。
ドジャースは直近16戦13勝で、直近3戦26得点と打撃も好調。残り7試合であと5勝に迫る3年ぶりのシーズン100勝、2ゲーム差で追うブルワーズを抜いてのリーグ勝率1位の座も見えてきた。大谷の代役1番ベッツは、4打数4安打2打点で、直近2試合では8打数7安打5打点と大暴れ。ロバーツ監督は大谷の1番起用を優先させる考えを示しながら「柔軟に対応する」とも。“聖域”ともいえる1番以外での起用にも含みを持たせた。
パヘスも、グラウンドで打撃練習と守備練習をこなしてポストシーズン(PS)には間に合う見通しで、16日に左股関節の張りで緊急降板したスネルも、レギュラーシーズン中に先発復帰する見通し。大谷が最短で戻れば、最大5試合に出場可能。ワールドシリーズ3連覇へ、チームの勢いをさらに加速させる時がやってくる。(安藤 宏太)
