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 ◇ラグビー パシフィック・ネーションズカップ決勝 日本 20-15 フィジー(2026年9月19日 東京・秩父宮ラグビー場)

 【砂村光信 視点】3連敗中で世界ランク9位と格上のフィジーに勝てた要因は、分厚く横に体が大きい相手の攻撃を止められたことが、まず挙げられる。1対1では当たり負けするが、試合中に防御を修正できた。

 相手突破にダブルタックルを徹底したが、1人は下、2人目はボールを殺しにいったのが効果的だった。ボールをはたいたり、腕を引き剥がすことで、フィジアン・マジックと言われるオフロードパスを封印。人だけでなくボールに対しても防御ができていた。

 攻撃ではモールやラックサイドなど、FWでトライを取れた。総重量で上回る相手に対し、個でなくFWのまとまりでトライを奪ったのは自信になる。格上に対してモールが日本の武器になるのは、今までなら考えられないことだ。

 世界9位のフィジーに勝ったことで、世界8強の力があることは証明できた。W杯4強が目標の日本は、欧州の強豪と対戦する秋のシリーズに向けて、いい準備ができつつあると言えるだろう。(元U-23日本代表監督)