サンマが高値の中…旬の戻りカツオが豊漁“去年比6倍” 脂のりも抜群!そのワケは?
旬の戻りカツオ、今年は豊漁でさらにこの時期としては脂ものっているといいます。
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18日、お客さんで大にぎわいの鮮魚店にいってみると、秋が旬のあの魚に異変が…。

石毛魚類・千城台本店 山田昌央店長
「今の時期になるとサンマって言いたいけど、去年と比べたら1匹あたり50円くらい高くなっちゃう」
サンマが高値に。
さらに秋サケは“50年ぶりの不漁”といわれているなか、“救世主”となっていたのが…
「脂のってるよ。カツオ持ってって。今が旬、戻りカツオ」

今が旬の戻りカツオです。飛ぶように売れていきます。
70代
「カツオが大きかった、きょう。マグロを買うつもりだったけど、きょうはカツオの方がいいかなって」
50代
「かなり安い。気仙沼のカツオはこの値段では買えない」
■サンマや秋サケが不漁のなか…カツオが“救世主”に

歴史的な不漁となった去年から一転。今年、気仙沼漁港のカツオの水揚げは9月17日までで2万5893トンに。すでに、去年1年間の6倍ほどとれているんです。
その気仙沼の戻りカツオが…

every.取材班
「いま台車で箱が届きました。大きい!カツオ、大きいです!」
「sakana bacca中延」丸山周武店長
「鮮度バリバリ、めちゃくちゃモチモチ。東京ではなかなか食べられないんじゃないですか」
■新幹線を使って運搬時間を短縮

実はこのカツオ、18日午前5時頃に宮城県の気仙沼漁港で水揚げされたばかり。わずか半日で都内の店舗に運ばれてきました。
その早さの秘密は?
「sakana bacca中延」丸山周武店長
「(東京の)市場を一切通さず新幹線できてます」
通常、トラックなどで運ぶと届くまでに1日ほどかかるといいますが、新幹線を使って運搬時間を短縮。より新鮮なカツオが提供できるといいます。
■「気仙沼旬かつお祭り」首都圏の40店舗以上で“戻りカツオ”

創業50年以上を誇る店でも…
店員「カツヲの香味漬け丼です」
皮目を香ばしくあぶり、しょうゆベースのタレに漬けたカツオをごはんの上にたっぷりと!戻りカツオの丼です。現在「気仙沼旬かつお祭り」が行われていて、来月11日まで首都圏の40店舗以上で新鮮な戻りカツオが食べられます。
■例年より脂がのっている…その理由は?

今年は、おいしさにもある変化があるそうで…
わたら瀬 鶴岡洋平店主
「今年は例年より特に脂がのっています。ときにジュワっと音が出るくらいのカツオがとってもいい」
いただいてみると…
大野鈴音(news every.取材班)
「脂がしっかりのっていて、大葉や酢飯と相性抜群です」

豊漁の上に、例年より脂がのっているという戻りカツオ。その理由とは─?
漁業情報サービスセンター・水産情報部 水野紫津葉さん
「例年だとこの時期、カツオの胃のなかは空っぽのこともあるのですが、今年はわりと小魚がつまっている。カツオがおなかいっぱいになっている状況かと思います。人間と一緒で(カツオも)おなかいっぱいになるとどんどん太る。脂のりが良くなることにつながっている」
漁業の情報にくわしい調査機関によりますと、エサとなる小魚が今年は沖に多く集まっていたためカツオの生育状況が良くなり、脂がのっているのではないかということです。
物価高の救世主、戻りカツオ。まだまだ楽しめそうです。