成宮寛貴、滝行に挑戦 修行の中で分かった「執着」を「全て洗い流すために」無の境地へ
俳優の成宮寛貴(44)が日本テレビ系「オトナが階段のぼる」(後8・54)に出演し、滝行に挑戦した。
これまで一歩踏み出せなかった「人生初体験」に密着する同番組。昨年、約8年ぶりに俳優活動を再開した成宮は「心をゼロにするというか、無にするみたいな経験が一回もなくて、滝行だったらできるんじゃないかなってちょっと思ったりして」と語った。
成宮は、滝行をしたいと思ったきっかけを「久しぶりに俳優の仕事に復帰して、お仕事をさせてもらっているんですけど、自分がどう思うかというよりも、周りがどう自分に求めているか、に応えてしまいがち。だから自分の中で心を無にするみたいなことがあった方が、これからの俳優生活、あとはプライベートも、より自分らしく過ごせるのかなと」と語った。
成宮は、2016年に芸能界を引退した後、6年間海外で自分探しをしたという。「いろんなものを所有しているところから、一回、そういうものを全て処分して、トランク一つで海外に旅に出た。で、日本に帰ってきているから、割と何だろう…捨て慣れているというか…。何しようかなって時間はありましたけど、1年くらい。持っている物を手放すというか、そういうことは、あまり…執着が強くないかもしれないです」と語った。
だが、母、弟との3人暮らしだったことから「子供の頃から、母子家庭で育ったんですけど、大人がいっぱいいる所に連れていかれたことが多かったので、大人の顔色をうかがって大きくなったような感じがしていて」と、周りに気を使い過ぎてしまう背景もあったという。また、14歳の時に母が他界し、弟を支える生活の中で、人を喜ばせたいという思いが、喜ばせなければという思いになり、それが執着となっていると気付かされた。
一泊二日で断食をしながらの修行を進める中、無の境地に至るには、それを払わなければならないということに気付き、最後に滝へ。「新しく生まれ変わるというか、そういう気持ちですね。手放すべきものを全て洗い流すために滝の下へ」と滝行を行った。
滝行を終えた成宮はすっきりとした表情で「滝の激しさとか、冷たさとか、体に入ってくる情報に必死に応えていくというか、無駄なものを考えないその瞬間、必死になっているその瞬間が、自分の静かなゼロの地点に近いのかな。無駄なものを取り払ったという、輪郭のはっきりした自分というものをイメージできるようになった」と語っていた。

