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 初老ジャパンこと総合馬術団体の日本代表が17日、東京都内で19日に開幕する愛知・名古屋アジア大会に向けて会見に臨んだ。24年パリ五輪で銅メダルを獲得し、キャッチーな愛称も相まって一躍時の人となってから2年。32年ぶりとなる国内でのアジア大会に向け、メンバー最年長の大岩義明(50)は「目標は団体金メダル。個人はこのメンバーから金メダルが出ればいい。自分の狙うが、チームとして誰かた獲ることが目標」と抱負を述べた。

 大岩(48)、戸本一真(41)、田中利幸(39)、北島隆三(38、年齢はいずれも当時)の平均年齢41・5歳の4人で臨んだパリ五輪では、馬の故障などの逆境を乗り越え、見事銅メダルを獲得。馬術では1932年のロサンゼルス五輪の障害飛越個人で金メダルを獲得した西竹一以来の快挙で、「初老ジャパン」は流行語大賞のトップテンに選出された。

 今大会は50歳になった大岩、43歳の戸本、41歳の田中に、30歳の村田諒が加わり、平均年齢は41歳ちょうど。変化を問われた40代に入った田中は「腰が痛くなった。メンテナンスは特に気をつけてやっている。年齢を感じる」と苦笑い。大岩も「トイレが近くなって、クロスカントリーは速くなった」と冗談めかした。戸本はパリ五輪直後に出勤途中に小学生から「初老!初老!」と指をさされて呼ばれたことを思い返したものの、「アスリートとしては、何も老いを感じずにやれている。今が旬。年に負けずに頑張りたい」と話した。

 一方、唯一の30代で五輪メダリストのチームに加わった村田は、「初めて日の丸を背負う。他のメンバーを見るとレジェンド3人で、怖いなというのが正直あったが、凄くいろいろアドバイスをもらう。人生の先輩。本当に頼りになる」と初々しく話した。平均年齢は41歳だが、50代1人、30代1人が含まれ、チームの愛称も気になるところだが、根岸淳監督は「正直、初老ジャパンも思い付き(で考えた愛称)。流行語大賞ではなく、金メダルを目指している。競技に集中したい」とキッパリ言い切った。

 馬術は選手の多くが海外に拠点を置き、日本国内では大会も少ない。大岩は「25年前に英国に行き、ずっと向こうでしか競技会に出ていない。小さな頃から応援してくれる人の前では一度も出たことがなかった。恩返しも込めて、(国内で)競技会に出られるチャンスをもらえたことはうれしい」と歓迎。さらに「50歳になってしまった。小さい頃から応援してくれる人は、そろそろ天国からお迎えに来る方もいるので、頑張りたいと思う」と話し、会場は爆笑に包まれた。