広島・佐々木泰 「1試合1本」ノルマに狙う100安打 あと15本…残り17試合「全部出たい」
広島・佐々木泰内野手(23)が、達成すれば13年の菊池以来となる、大卒2年目野手のシーズン100安打を視界に捉えた。出場105試合で放った安打は85本。17日からの阪神3連戦(甲子園)を含めてチームは17試合を残しており、近況の状態を考えれば安打15本は可能な数字だ。次代の中軸候補は「残り全試合に出ることを意識したい」とし、1試合に最低1安打を自身のノルマとした。
苦戦続きの敵地で勝ち越した13日からのヤクルト3連戦。3安打猛打賞の活躍で2戦目の勝利に貢献した佐々木は、逆に無安打に終わった1、3戦目の打撃を踏まえて課題を口にした。より高みを目指す、旺盛な向上心の表れだった。
「凡退が続いた後、3打席目とかの内容を大切にしたい。(3安打した14日のように)1本出て楽になって打つ…ではなく、1、2打席目がダメでも終盤の大事な場面で打てる準備をしていきたいと思っています」
9月に入って以降の打率は・267。3割台の数字を残した6、7月ほどの勢いは見られないにしても、12試合で12本の安打をマークする。結果、今季ここまで積み重ねてきた安打数は85本。シーズン100安打へのカウントダウンが近づく。
「残り試合全部出るというところは常に意識していますが、数字は特に意識していません。ただ、全くダメな日がないようにというのは自分の中である。そこは意識したい」
広島の大卒2年目野手が達成すれば、13年の菊池以来となる大台へ、残り15安打。17日の阪神戦から9連戦に臨むチームは17試合を残しており、1試合に1安打を刻む9月のペースを考えても十分可能だ。もとより本人も、1日最低1本をノルマとして自らに課す。
「1年間通して野球ができたのは、自分の中で凄く自信になりました。それは(来季以降も)継続したい」
春先の不振で2軍落ちを経験しながら持ち直し、7月26日のヤクルト戦から38試合連続で先発出場を続ける今季。昨オフ、1年間戦い抜く体づくりのために新井監督からウエートトレーニングの重要性を説かれ、毎日欠かさず続けた成果を実感するという。
「単純に打球の飛距離が変わった。しんどくても重量を変えながらやりきれたのは、自分の中で凄くプラスになったと思います」
左太腿裏痛と右第一肋骨の疲労骨折に見舞われたルーキーイヤーから一転、故障離脱なくシーズン100安打を視界に捉える2年目の最終盤。次代の中軸候補は一歩ずつ成長の階段を上る。

