FOMCとウォーシュ議長の会見を受けて、為替市場はドル高の反応が強まっており、ドル円は156円台に上昇している。FRBは総じてタカ派にシフトした印象が広がっている模様。ボウマン理事は反対票を投じると見られていたが、全会一致での利上げ決定となった。

 ウォーシュ議長は今回も委員の金利見通し(ドット・プロット)に自身の金利見通しを提出しなかった可能性があるが、仮に据え置きを望んでいたとしても、委員会内では利上げ支持が圧倒的だったことになる。

 最新のドット・プロットは、委員の過半数が今回の利上げを新たな利上げサイクルの始まりと見ていることを示唆し、年内にさらに1回の追加利上げを見込む委員が多数となった。ただ、来年については据え置きを見込んでいる状況。短期金融市場は10月の追加利上げの確率を50%程度まで引き上げている。

 エコノミストからは、保険的な利上げとの位置づけが多く、FOMCは今回の利上げで年内は据え置きを示すと見られていたが、追加利上げの可能性を示唆したことでタカ派なサプライズとなった模様。

USD/JPY 156.13 EUR/USD 1.1466 GBP/USD 1.3377

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美