投資アドバイザーの鳥海翔氏が、YouTubeチャンネル「鳥海翔の騙されない金融学」で「70代はいくら現金を残せばいい?3年以内、10年以内、10年以上で分けて考える老後資金と投資額の判断基準を徹底解説します!」と題した動画を公開した。動画では、70代に向けた資産運用考え方と実践手順を解説し、現役世代とは異なる独自のアプローチが不可欠であることを提示している。

「70代で資産運用なんて遅い」という世間の声に対し、鳥海氏は決して遅くないと断言する。ただし、毎月の収入から少額を積み立てる若い世代とは異なり、70代は「今、すでに持っている現金を運用に回す」という考え方が必要になるという。

運用の第一歩として、手持ちの資金を使用時期に合わせて分類することを提案している。具体的には「3年以内に使うお金」「3~10年で使うお金」「10年以上使わなそうなお金」の3つに分ける。中でも「3年以内に使うお金に関しては絶対に投資をしない」と強調し、相場の下落時に手元の現金がショートし、自ら損失を確定させてしまう事態を防ぐためだと理由を語った。

また、10年以上使わない資金の運用先として、手数料の安い全世界株式やS&P500のインデックスファンドをNISAで買い付けることを推奨している。一方で、高リスクな個別株や複雑な保険商品について言及し、「金融機関の窓口で即決してはいけない」と、特有の落とし穴への注意も呼びかけた。

さらに、運用で増えた資産は一気に引き出すのではなく、毎月少しずつ取り崩すことで長持ちさせられると解説。「悩んでも意味のない悩みは捨てる」と語る鳥海氏の解説は、老後の資産運用において「自分自身で考えて決める」という最も重要な姿勢を読者に再認識させる内容となっている。

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