「FUJI 86/BRZ STYLE 2026」でのXENOブース。SUBARU BRZ GT300のレプリカマシンが初披露された

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なぜ86/BRZ専門?イベント出展にかける思い

「FUJI 86/BRZ STYLE 2026」が2026年9月12日に静岡県小山町の富士スピードウェイで開催されました。そこで大きな話題を呼んだブースの1つがエアロメーカー「XENO(ゼノ)」です。GT300マシンを徹底再現した圧巻のワイドボディキットや独創的なパーツの数々について、代表の古川氏に話を伺いました。

「FUJI 86/BRZ STYLE」のようなオーナーイベントは、メーカーやショップにとってユーザーの生の声が聞ける貴重な機会です。今回で3度目の出展となる86/BRZ専門エアロパーツブランド「XENO JAPAN」も、熱心なファンとの交流を大切にしています。

【画像】XENOが展示した最新BRZとGR86のカスタムカーを見る(17枚)

 代表の古川氏は「86/BRZに乗られている熱い方がたくさん集まるイベントなので、僕らにとっても認知拡大の効果が高いんです」と語ります。

 XENOは、GR86とBRZのエアロパーツだけを手掛ける専門ブランドです。だからこそ、このイベントへの出展は必然であり、オーナーたちの期待に応える絶好の場となっているのです。

3年越しの夢! GT300マシン完全再現プロジェクト

 XENOの代名詞といえば、まるでGTマシンのようなデザインの「GT-Specエアロキット」です。開発当時、ビス止めフェンダーの“族車”スタイルが主流だった中、「誰も手をつけていないGTカー風のエアロならオリジナリティーを出せる」という挑戦からこのキットは生まれました。

 その反響は大きく、「GTマシンっぽい!」という声が多く寄せられたと言います。古川氏は「『ぽい』と言われ続けたので、じゃあ3年越しに本気でGT300マシンを作ろうと決意しました」と、今回のBRZボディキットのプロジェクト始動を振り返ります。

手前はXENOが手掛けたGTマシンのレプリカ。奥はSUBARU BRZ GT300

 その集大成が、初披露されたSUBARU BRZ GT300(61号車)のレプリカマシンです。ベース車両のボディカラーの塗り分けからデカールのデザインまで、実車の写真を見ながら徹底的に再現度を高めました。

 そのこだわりは本物で、会場にいたスバル関係者が「何だ、あれは!?」とざわつくほどだったとか。イベント終了後には、本物のGT300マシンと並べての撮影会も企画されるなど、その完成度の高さが大きな話題を呼んでいました。

GR86/BRZの個性を引き出す新作パーツ

 今回のイベントでは、ワイドボディキット以外にも注目の新作パーツが多数展示されていました。

 1つ目は、ボンネット後端に取り付ける「ボンネットスポイラー」です。ボンネット用のエアロパーツは市場にほとんどなく、「装着したらかっこいいのでは?」というシンプルな発想から開発がスタート。デザイン性はもちろんのこと、走行風を上方に流すことで「フロントガラスへの飛び石を防ぐ効果が期待できる」と言います。

新作スポイラーは製品単体の展示もされていた

 2つ目は、リアウインドウの下部に取り付けるパーツです。純正オプション品はロゴが入るだけのシンプルなものですが、XENO製のリアウインドウスポイラーは見た目のアクセントとボルテックスジェネレーターにより高い整流効果を期待させてくれます。カーボン製とFRP製の2種類がラインナップ。特にカーボン製は、ユーザーの手間を考慮してクリア塗装済みで販売されている点もうれしい配慮です。 

 そして3つ目が、リアバンパーサイドのダクト風パーツです。古川氏いわく「これは未完成の完成品です」。購入したオーナーが自らダクト穴を開けることで、パラシュート効果(走行中にボディ後方に空気がたまり抵抗になる現象)を軽減する本格的なエアロパーツとして完成させることができるのです。どんな形の穴を開けるかはオーナーのセンス次第。まさに「個性を出す」ためのパーツといえるでしょう。

「他とは違う一台」を求める人へ

 XENOの製品づくりに共通しているのは、「他とかぶらない個性」の追求です。古川氏は「個性を出したいと求めている方にこそ、私たちのエアロが一番フィットするはずです」と力強く語ります。

XENOブースに展示されていたGR86 ナローボディタイプのデモカー

 また、XENOの母体は板金塗装専門店の「フルテック」であるため、パーツの取り付けや塗装といった面でも手厚いサポートが可能です。

 これからも「かゆいところに手が届く」独創的なパーツで、86/BRZファンを驚かせ続けてくれることでしょう。