Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

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半年に及ぶ中東情勢の緊迫化が続く中、原油価格は再び高騰しています。調達ルートが狭まる中、日本の原油調達の現状や原油価格は今後どうなるのか…番組コメンテーターで経営コンサルタントの坂口孝則氏の解説も含めてお伝えします。

私たちの生活に大きく関わる原油価格。

中東情勢の緊迫化が続く中最新の原油先物の価格は100ドルを超え、アメリカがイラン攻撃を開始したころの価格まで急上昇しているのです。

その要因の一つがホルムズ海峡を経由しない代替調達のルートで起きている衝突です。ホルムズ海峡が閉鎖されているため紅海側から原油が輸出されていますが、その輸送手段であるサウジアラビアの石油パイプラインが10日にドローン攻撃を受け、AP通信によると復旧までに3~5週間かかる可能性があるのです。

さらに中東イエメンの親イラン武装組織フーシ派が、代替ルートの一つであるバブルマンデブ海峡の要衝の島を掌握したとされていて、輸送ルートへの影響が危惧されています。

一方のホルムズ海峡については、イラン側はアメリカ側に提示した条件が履行されない限り閉鎖されたままだと強調。そして…。

「ウォール・ストリート・ジャーナル」によりますと、トランプ大統領の側近らは、イランが抵抗を続けることで次の大統領が就任する2029年1月以降も戦闘が続く可能性を想定していて、バンス副大統領やルビオ国務長官らも含め、非公式で協議したとしています。

平行線をたどる両者の主張。長期戦が見込まれる中中間選挙が迫るトランプ大統領は…。

(アメリカ トランプ大統領)
「選挙が終われば戦争はすぐに終わると思う。彼らは、もうこれ以上持ちこたえられないからだ」

「イランは選挙に影響を与えようと必死になっている」と主張した上で、中間選挙が終わればガソリン価格も下がると説明しています。

日本はスエズ運河を経由するルートで調達しているため、10月の調達分に関しては2025年並みの調達量になる見込みです。調達に関して不透明な部分が多くなる中、赤沢経産相は15日…。

(赤沢 経産相)
「国家備蓄は民間備蓄合わせて200日程度の備蓄があることを踏まえれば、現時点において、原油や石油関連製品について日本全体として必要となる量を確保できるという見通しを持っていることについては変わりはない」

今後も原油価格と中東情勢の状況を注視する必要があります。

(スタジオ解説)
(澤井 志帆 アナウンサー)
(レギュラーコメンテーター 津川 祥吾 氏)
(コメンテーター 経営コンサルタント 坂口 孝則 氏)