「トレイルスポーツ」まもなく登場!?

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ホンダの「主力モデル」はどう変わる?

 2026年上半期(1月~6月)の新車販売台数ランキングにおいて、ホンダ「ヴェゼル」は乗用車全体の10位にランクインするなど、登場から5年以上が経過した現在でも国内における主力モデルとしてホンダをけん引しています。

 ホンダ初のコンパクトSUVとして2013年に誕生したヴェゼルは、スタイリッシュなエクステリアと上質なインテリアなどが好評を博し、2014年から2016年にかけて3年連続でSUV新車販売台数1位を記録しました。

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 2021年4月には現行モデルとなる2代目が発売され、先代の特徴を受け継ぎつつ、より現代的なコンパクトSUVへと進化しています。

 たとえば、エクステリアにはクーペライクなプロポーションが採用されたことで、さらに都会的な印象を増しているだけでなく、クラストップレベルの空力性能も追求されています。

 また、インテリアは取り回しのしやすい「抜け感」のある視界を実現しているほか、身体に触れる部分には柔らかな触感のパッドがあしらわれるなど、強さと優しさを兼ね備えた空間となっています。

 パワートレインには、新開発1.5リッターガソリンエンジンに加えて、ホンダ独自の2モーターハイブリッドシステムである「e:HEV」が新たに用意されています。

 2024年には初のマイナーチェンジが実施され、フロントグリルのデザインが変更されたほか、「e:HEV HuNTパッケージ」や「e:HEV PLaYパッケージ」が新たに設定されました。

 そのほか、2025年10月にはスポーツグレードの「e:HEV RS」も追加されています。

 2026年9月現在のグレード構成は、ガソリン車が「G」、ハイブリッド車が「e:HEV X」「e:HEV Z」「e:HEV HuNTパッケージ」「e:HEV PLaYパッケージ」「e:HEV RS」で、価格は275万8800円~396万8800円となっています。

最大の目玉は「トレイルスポーツ」か

 そんなヴェゼルですが、まもなく一部改良がおこなわれるようです。

 都内のホンダ販売店担当者は次のように話します。

 「2026年10月をめどにヴェゼルの一部改良モデルが登場する予定と聞いていますが、既存のグレードについては大きな変更点はなさそうです。

 ただ、『e:HEV RS』には、『プレリュード』や『シビック e:HEV RS』に搭載されている『S+シフト』が採用されることから、さらに爽快な走りが期待できると思います。

 さらに、新グレードとして『e:HEV トレイルスポーツ』が2026年11月にも登場するようです。

 これは、東京オートサロン2026で公開された『ヴェゼル トレイルスポーツ HRC コンセプト』の流れを汲んだもので、専用の内外装と力強い走りが大きな特徴です。

 ちなみに、『e:HEV トレイルスポーツ』にも『S+シフト』が搭載される見込みです。

 『e:HEV トレイルスポーツ』の追加にともない、キャラクターが似ていた『e:HEV HuNTパッケージ』は廃止となります。

 大ざっぱに言えば、『e:HEV HuNTパッケージ』が『e:HEV トレイルスポーツ』に置き換わるということなので、価格もそれほど変わらないのではと予想しています。

 全体的に多少の値上げはあると思いますが、『e:HEV トレイルスポーツ』の価格はおおよそ370万円前後になると見ています。

 おそらく、2026年9月後半にはより詳細な価格をお伝えできると思います。」

※ ※ ※

 「WR-V」との関係からガソリン車の廃止もうわさされていたヴェゼルですが、今回の一部改良ではガソリン車の「G」がラインナップから姿を消すことはないようです。

 ただ、ヴェゼルの「G」はWR-Vに設定のない4WDのみとなっているなど、基本的には、ハイブリッド車はヴェゼル、ガソリン車はWR-Vというすみわけとなっていることがうかがえます。