トランプ氏の盟友「米国は中国の技術的優位性を過小評価している」-中国メディア
中国メディアの観察者網は12日、トランプ米大統領の盟友であるスティーブ・デインズ氏が「米国は中国の技術的優位性を過小評価している可能性がある」との考えを示したと報じた。
記事によると、中国の杭州と広州への「視察」を終えたこのモンタナ州選出の上院議員は11日、米ブルームバーグの取材に応じ、米国は中国のテクノロジーイノベーションエコシステムの質と規模の両方を過小評価している可能性が高いとの考えを示した。
そして、この競争には「世界で最も優秀で聡明な人材」が参加しているため、米国人はその状況をより深く認識する必要があると主張した。
デインズ氏はかつて米大手消費財メーカー、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)のマネジャーとして中国および香港に勤務経験があり、中国での勤務経験がある数少ない米政治家の一人だ。8月の「視察」は同氏にとって今年2回目の訪中であり、5月にはトランプ氏の国賓訪問に先立ち超党派の議会代表団を率いて北京を訪れていた。
デインズ氏は今回、空飛ぶクルマを開発する億航智能(EHang)や中国の人工知能(AI)スタートアップ企業「六小龍」の一つに数えられる3Dデザインソフトウエアメーカーの群核科技(Manycore Tech)のほか、AI分野の人材を輩出することで知られる浙江大学も視察した。
デインズ氏は、米中間に激しい技術競争やより広範な地政学的相違が存在するものの、AI分野で協力する余地が依然としてあると強調。協力の可能性のある分野として、がん治療を加速させる可能性のある生命科学を挙げた。一方で、米中首脳会談でAIの大きなブレークスルーを期待しないよう人々に促し、「それは千里の道の第一歩だ。深い意見の相違はあるものの、直接会談と晩餐会は建設的な一歩だ。この関係は失敗が許されない」と述べた。
中国外交部の郭嘉昆(グオ・ジアクン)報道官は10日の記者会見で、「首脳外交は中米関係において代替できない戦略的指導の役割を果たしている」とし、双方は年内の首脳間の交流について意思疎通を続けていると述べた。(翻訳・編集/柳川)

