松井秀喜さんが張本勲さんとの打撃フォームにまつわる思い出を明かす 「足を上げなくなってからはすごく優しくしてくれました」
巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜さん(52)が12日、都内で取材に応じて、9日に86歳で死去した張本勲さんを追悼した。
松井さんはアマ時代から投手寄りの右足を上げる打撃フォームだった。入団1、2年目の春季キャンプで臨時コーチを務めた張本さんから「足を上げないほうがいいのではないか」と言われたという。
だが「自分も1年目、最後の方、少しずつ結果が出始めていた、当時19歳の松井秀喜はそれを素直に聞く耳を持っていなかったのです。すぐには足を上げないとはならなかった。まあ、ある意味、反抗期ですね、たぶん」と、当時はアドバイスに素直に従わなかったと振り返った。
それでも、張本さんからは「絶対やるべきだ」と言われ続けた。その後、キャリアを重ねるにつれて、松井さんの打撃フォームも次第に右足を上げない形に変わっていった。
「自分、だんだん足を上げなくなったんですよね。やっぱり、その(プロ入り当初の)時点から、張本さんは私のバッティングを見て『足を上げずに打った方がいい』とうことを、見抜いてたんじゃないかなと。結果的に自分も『あ、やっぱりこっちの方がいいんだ』となった。感覚というよりも、ちゃんと実績に裏付けされた目というものを、持たれていたんだなというのは思いましたね。足を上げなくなってからは、すごく優しくしてくれました」と打撃フォームにまつわる、張本さんとの思い出を明かした。
松井さんはこの日、「サンリオベースボールアカデミーin神宮外苑室内競技場」に講師として初めて参加。同じく講師を務めた松井稼頭央さん(50)、五十嵐亮太さん(47)、高橋由伸さん(51)とともに、全日本女子野球連盟推薦による8チーム58人の小学生女子選手を指導した。
