ベルギーで1年、イタリアで2年、研鑽を積んだ鈴木。(C)Getty Images

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 今夏にパルマからアストン・ビラに加入した鈴木彩艶は、ここまでチャンピオンズリーグを含む公式戦3試合に出場。好セーブや高精度のフィードを連発し、早くも注目を浴びる存在となっている。

 その日本代表守護神は浦和レッズに在籍していた3年前、イングランドの強豪マンチェスター・ユナイテッドからオファーを受けたものの、出場機会を優先してシント=トロイデンを新天地に選んだ。

 ユナイテッドが逃がした魚は大きかったかもしれない。英紙『EXPRESS』は、「マンチェスター・ユナイテッドの4700万ポンドの失敗が痛烈に露呈し、チャンピオンズリーグ出場への不安が高まる」と見出しを打った記事を掲載。「マンチェスター・ユナイテッドは、頭痛の種を回避できたはずだった」と主張した。

マンチェスター・ユナイテッドのGKは、今回は安泰と言えるだろう。昨夏にアントワープから加入したセンヌ・ラメンスは、プレミアリーグ屈指のシュートストッパーとしての地位を確立した。しかし、ほんの数か月前を振り返ると、必ずしもそうではなかった。ダビド・デ・ヘアの後任を務めるのは、常に報われない仕事だが、アンドレ・オナナの起用がこれほどまでに失敗に終わるとは想像し難かった」
 
 同紙は「2023年夏にインテルから4700万ポンドの移籍金で加入したオナナは、ミスを連発し始めた。しかし、もしアストン・ビラの新加入選手、ザイオン・スズキが同じ夏にオールド・トラフォードへの移籍契約を結んでいたらユナイテッドの状況は全く違っていたかもしれない」と続けた。

「スズキは以前からユナイテッドの注目選手リストに入っていたが、本人が二番手になるのを望まなかったため、移籍を断った。当時、オナナは即戦力となる選択肢だった。少なくともユナイテッドの首脳陣はそう考えていたが、このカメルーン代表のクラブでの在籍期間は、失敗以外の何物でもなかったと記憶されている」

 そして、「たしかに、ユナイテッドはラメンスの獲得で幸運に恵まれたと言えるが、チャンピオンズリーグのクラブ・ブルージュ戦でスズキが見せた素晴らしいパフォーマンスを考えると、2023年の移籍市場でオナナを優先し、この日本人選手を後回しにした判断は間違いだったのは明らかだ」と指摘した。

 オナナよりも鈴木の獲得を優先すべきだった。そう考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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