土石流被災地の中心部、徹底した捜索を継続=西蔵自治区吉隆県

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中国メディアの参考消息によると、ネパールと中国の国境地帯で発生した大規模な土石流をめぐり、香港メディアのサウスチャイナ・モーニング・ポストはこのほど、ネパール側の災害救援活動を支援する中国の気象衛星について伝えた。

記事によると、中国は世界最強と称する静止気象衛星を駆使してネパール上空の激しい雷雨を追跡し、リアルタイムで情報を送信している。

昨年12月に打ち上げられ、現在、赤道上空3万6000キロメートルの軌道上にある風雲4号Cには、毎秒500枚の画像を撮影し、毎秒30ギガビットのデータを処理して個々の落雷の位置を特定するLMIが搭載されている。

中国は8月26日の発災から数時間後に国境を越えた観測メカニズムを構築した。その中核となるのがLMIの連続アニメーションで、気象学者は激しい嵐の中で雷の活動をフレームごとに鮮明に観測できるという。

このシステムは、風雲4号の雲画像アニメーションや対流発生データに加え、風雲3号Gによる降雨推定値や降水観測データを組み合わせることで、地域的な降雨や気象の変化をリアルタイムに追跡する。

極端な気象現象の顕著な兆候である落雷は、嵐がどこで勢力を強めているか、どの程度の速さで移動しているか、そしていつ鉄砲水や土砂崩れ、あるいは破壊的な強風をもたらす恐れがあるかを示唆してくれるという。

記事は、「落雷を一つひとつ追跡することで、気象予報士はより早期かつ正確な警報を発令できるようになる。これは特に、不安定な天候が救助隊やすでに危機的な状況にある被災者を危険にさらしかねない中で極めて重要だ」と評した。

記事によると、中国はまた、ネパール向けに専用の早期警戒用チャンネルを開設し、高頻度観測画像や雷に関する情報を現地当局へ直接提供している。風雲4号Cは中国の第2世代静止気象衛星群の最新機であり、その主要な技術的性能は、先行機である風雲4号Bと比べて2~3倍向上している。

これら2機の衛星は現在、連携して運用されており、分単位での高速スキャンやハイパースペクトル大気サウンディング、24時間体制の雷監視を行っているという。(翻訳・編集/柳川)