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オール国産で作る再生可能エネルギーの礎を目指します。日本製としては初となる、洋上風力発電機の基礎部分「モノパイル」が岡山県笠岡市の工場から初出荷されました。

【写真を見る】洋上風力発電機の基礎部分 “モノパイル” 笠岡市の工場から初出荷 オール国産で作る再生可能エネルギーの礎に【岡山】

国産初の巨大なモノパイルを製造

大きいものでは全長約80メートル、重さは約2,000トンにもなる国産初のモノパイルです。

洋上風力発電に使用する風車タワーを海底に固定する基礎部分で、昨年3月に建てられた笠岡市のJFEエンジニアリングの工場で製造、今月7日、初出荷の日を迎えました。

(JFEエンジニアリング笠岡モノパイル製作所 村上啓治所長)
「工場の中の保管ヤードにモノパイルが並んで、それがこの岸壁から出荷されてと、そういったところを幾度となく頭の中に思い描いてきましたので、それがいよいよ目の前になって、きょう、予定どおり出航を迎えられたということで、非常にそういった意味では感情的に高ぶっている」

運搬船もモノパイル専用に建造

工場では、今後の出荷に向けて運搬が行われています。たくさんの車輪がついた台車に乗せられて運ばれる姿は圧巻です。

設置される現場に巨大な製品を運ぶのは、専用に建造された運搬船。

全長約150メートル、幅約30メートルで、1万トンの積載が可能です。

(商船三井ドライバルク 平井遼介さん)
「国内洋上風力のプロジェクトのひとつの海上輸送という柱を担う船として、今後ますます活躍していってくれることを期待しています」

迎えた初出荷の日 3日間かけて秋田県へ

初出荷の時間を迎えた工場では社員が参加して出発式が行われました。

「出発」~(汽笛)

3本のモノパイルは、3日間かけて秋田県へ運ばれます。

オール国産で作る再生可能エネルギーの礎に

風量発電機の資材は多くが海外からの輸入ですが、再生可能エネルギーを国産の設備で賄おうという国のプロジェクトにJFEグループが参加したもので、使われている素材も倉敷市のJFEスチールが手がけた鉄板です。

(JFEエンジニアリング笠岡モノパイル製作所 村上啓治所長)
「これを日本のサプライチェーン(供給の連鎖)のひとつとしてですね、参画をして、それを日本の技術で、日本の鋼材を用いてものづくりが進められるということで、これは非常に意義があることなんじゃないのかなというふうに思っております」

笠岡モノパイル製作所では、来年3月までに21本を秋田県に出荷する予定で、オール国産で作る再生可能エネルギーの礎を目指します。