張本さん 当初は大谷投手専念派も…「50-50」達成に「大あっぱれですよ」
◇張本勲さん死去
張本さんは、ドジャース・大谷の日本ハム入団直後は投打二刀流に否定的で、「あれだけの素材。絶対に投手に専念すべき」と一貫して投手専念を勧めていた。春季キャンプで何度か直撃。15年には「将来メジャーに行くのなら、早くどちらかに決めた方がいい」と本人にも伝えた。
15年12月のバッテリー賞の授賞式では「100年に1人の投手。投手一本なら25勝できる」という張本さんの「喝!」に、大谷が苦笑いして「(来季も二刀流を)やります」と答える場面もあった。投手一本化を勧める一方で、16年はキャンプ地で突然、打撃指導。「二刀流だからなのか、まだまだ振り込めていない」と内角の打ち方についてマンツーマンで約4分間指導した。
「投手専念の勧め」は大谷の成功とともに変わった。メジャー史上初「50-50(54本塁打、59盗塁)」を達成した翌25年の開幕前には「大あっぱれですよ」と笑顔で話し、MLB年間本塁打記録更新にも期待していた。

