山形放送

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JA全農山形は7日、山形県内の各JAを通じて生産者に渡すコメの概算金の額を決定しました。県産米主要3品種はいずれも去年に比べて一等米60キロ当たり1万1000円ほど下落し、現在の算出方法になった2015年以降で最大の下げ幅となりました。

コメの概算金はJAグループがコメを集荷する際、生産者に前払いする代金です。消費動向や生産コストなどを踏まえて決め、店頭価格の目安にもなります。
JA全農山形は7日、運営委員会を開き、ことしのコメの概算金を決めました。
一等米60キロ当たりの金額は「つや姫」が去年に比べて1万1000円減の2万円、「雪若丸」が1万1400円減の1万7200円、「はえぬき」が1万1000円減の1万7000円となっています。いずれも4割ほどの大幅な下落となりました。3品種とも、現在の算出方法になって以降、最大の下げ幅です。
県産米の概算金はコロナ禍の影響が出た2021年産を除けばこれまで増加傾向でした。
さらに去年は、全国的に集荷競争が激化した影響で、前の年よりいずれも1万1500円、率にして6割から7割増加していました。
一方、現在は市場でコメがだぶついています。このため、概算金も全国各地で去年より2割から4割ほど下落しました。
JA全農山形は、「去年の米価高騰でコメの消費が落ち込み、需要が減少している。生産者が農業を続けられる価格水準が必要だが、現在の需給環境なども踏まえて概算金の額を設定した」としています。