「“ハネムーン期間”は終わりを迎えたのか」Q1敗退の角田裕毅はマシントラブルに苛立ち…英メディアが指摘「シート確保へ特別な走りが必要」

角田は決勝で巻き返せるか。ポイントを獲得できれば十分なアピールになるだろう(C)Getty Images
F1第13戦イタリアGP公式予選が現地時間9月5日に行われ、レーシングブルズからスポット参戦している角田裕毅は17位に沈み、Q1敗退となった。
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レッドブルのアイザック・ハジャーの負傷欠場に伴い、前戦オランダGPで急遽、レース出場を果たし、予選12番手、決勝11位と健闘した角田。しかし、2戦連続での出走となったモンツァでの予選は苦しい展開を強いられた。Q1では最後まで思うようにタイムを伸ばせず、セッション終了直後には無線でマシンの異変を訴えている。
「何だよ、これ! バッテリーが全然ない。デプロイ(電気エネルギーの放出)がゼロってどういうことだよ!」
角田が苛立ちをあらわにした背景には、2026年型マシンで重要な要素となっているエネルギーマネジメントの問題があったことが伺える。実際、角田は予選後、第1セクターだけで約0.7秒も失っていたと説明。「自分が何かものすごく大きなミスをしたとは思っていない。ほとんどストレートのところで、あれほどタイムを失うようなことはしていない」と困惑の様子を隠さなかった。
英F1専門メディア『The Race』も、角田の予選でのパフォーマンスやコメントに注目しており、「2026年型マシン特有の癖に対する経験不足だったのか、突発的なデプロイメントの問題だったのか、あるいはその両方だったのか。いずれにせよ、こうしたサーキットでは、それが極めて大きな痛手になり得る」と指摘。不可解な失速に言及している。
一方、英メディア『F1 OVERSTEER』は、今回のQ1敗退を受け、角田が置かれている立場について見解を示しており、「前戦ザントフォールトでは、2026年型F1マシンでの初戦ながら印象的なパフォーマンスを披露した。しかし、レーシングブルズで代役を務める中での“ハネムーン期間”は、突然終わりを迎えたのかもしれない」と主張。さらに、「ツノダが本気で2027年のF1グリッドにシートを確保したいのであれば、ドライバー市場で再び有力候補として争いに加わるためにも、何か特別なパフォーマンスを披露する必要がある」と厳しい意見を並べている。
予期せぬ異変にも苦しめられ、17番手に沈んだ角田。他チームのペナルティの関係で決勝では15番グリッドからスタートする。マシンへの不安も拭いきれない中、グランプリ屈指の高速サーキットであるモンツァでどんな戦いを見せられるだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]

