片岡篤史氏 高卒プロ入りor大学進学 注目の高校球児の“境界線”「1位の選手だったら…」
元中日ヘッドコーチの片岡篤史氏(57)が、自身のYouTube「片岡篤史チャンネル」を更新。高卒でのプロ入りと大学進学を選ぶ“境界線”について語った。
片岡氏はPL学園で春夏連覇を経験したが、同大進学を選択。一方で、同期の立浪和義氏、橋本清氏、野村弘樹氏は高卒でプロ入りを選んだ。
今年の注目高校生でも横浜・織田翔希投手、山梨学院・菰田陽生投手、沖縄尚学・末吉良丞投手らはプロ志望、一方で夏の甲子園を制した智弁和歌山の山田凜虎捕手、花巻東・萬谷堅心投手らは大学進学と言われている。
片岡氏は「1位の選手だったら(プロへ)行ったらいい。でも(指名は)どうかなというくらいの選手で大学、社会人から声がかかっているなら、そっちでやった方がいいかなと思う」と、個人的な判断基準を示した。
近年はプロ球団も注目する高校球児が大学進学や社会人野球を選ぶケースが増えている。
片岡氏は「指導者の意向もある。3年間指導した選手に“大成してほしい”という思いより、“大成しなければ嫌(失敗してほしくない)”と考える監督さんも多い」と、指導者の勧めで安定した進路を選択する傾向もあると説明した。
大学なら4年間、社会人なら2年間でもう少し力を付けてから挑戦することを勧める場合も多いだろう。その方が、高卒プロ入りより契約金、年俸など条件面もよくなる。
もうひとつ、片岡氏が大学進学を選択する選手が多い理由として、「選手寿命が延びた」ことを理由に挙げた。
「昔は35歳は引退の年齢だが、最近は40歳までできる。大学4年間行ってからでも遅くない」と、説明した。

