山田芳照氏

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世の中には、一般人が知らない“プロだけのチート道具”がある。その道の達人だけが知る「家庭に持ち込みたいプロ仕様」を徹底調査。暮らしの常識を変える3品を公開する!
◆プロが選んだDIY用品で、暮らしを丸ごとリフォームせよ!

 食、家電をプロ仕様にしたら、最後は家そのものを変えてしまおう。『住まい自分流』(Eテレ)、『幸せ!ボンビーガール~DIY入門』(日本テレビ系)など、多くのテレビ番組でDIY講師・技術監修を務め、DIY本のベストセラーを多数執筆。“DIY女子”を広めるなど、日本の先駆的存在である山田芳照氏は、「初心者こそ道具にこだわるべき」と強調する。プロ目線で厳選した“失敗しないDIY用品”とは?

「最も多く使うのが電動ドリルドライバーですが、ビギナーが見落としがちなのがバッテリーの電圧。3000円ほどの安価なものを買う人が多いが、電圧が3.9ボルトくらいしかなく、軽いネジしか締められません。少なくとも10.8ボルト。できれば18ボルトの製品を買ったほうがいい。プロの職人が使う電動ドリルドライバーは、最低でも18ボルトです」

 さらに電動工具を揃える際は、メーカーを統一するのが鉄則だという。

「携帯電話と同じで、機種を変えるたびにバッテリーの充電器も変わると、ムダになってしまう。実は、電動工具のバッテリーは1万円ほどと高価なので、メーカーを統一すれば1つのバッテリーで複数の工具を使い回すことができます」

 では、プロ仕様の性能を備えながら、初心者でも手を出しやすい価格のメーカーはどこか。

「コスパ重視なら、ブラックアンドデッカーの『マルチエボ・エキスパート EVO 185E1』(3万1000円)が一推しです。最近は、電動工具のヘッドを変えて多機能になる製品がトレンドですが、その先駆けがブラックアンドデッカー。ドリルドライバーはもちろん、インパクトドライバー、丸ノコから、好きな形に板を切り抜けるジグソーにもなり、1台で5役の機能を使えます。さらに空気入れや植木や分厚い絨毯を切れるハサミなど、多くのアタッチメント(5000円ほど)が充実しており、わざわざ専用の工具を買わなくても、機能を拡張できます」

◆置くだけでフローリングが完成!?

 プロ仕様の工具を手に入れたら、次はいよいよ部屋そのものをリフォームしたい。見た目を最も手っ取り早く変えられるのが、面積の大きな「床」だ。

「上張りフローリングなら賃貸でも使えますが、『置くだけフローリングeuca』(RESTA)は裏面に滑り止めがあり、置くだけでいい。重さがあり、しなやかなので反ることもない。部屋の家具をどかして、これを置いていくだけなので、作業は半日で終わる。長さの調整は、ハサミやカッターで切れるので特別な工具も不要。6帖なら4万円ほどでリフォームできます」