恋人との出会い 約40%が「マッチングアプリ」調査も 利用者増える中でアプリ悪用か ロマンス詐欺グループ摘発 LINEのIDは5600人分収集 女性になりすまし暗号資産だまし取った疑いで男5人逮捕
マッチングアプリを悪用し、ロマンス詐欺を繰り返したとして詐欺グループの男5人が逮捕されました。その巧妙な手口とは…
いまや若者の出会いの主流となっている「マッチングアプリ」。ある調査によると、去年交際を始めた男女の出会いのきっかけのうち「マッチングアプリ」は40%とトップに。
その一方で…
(30代男性 愛知県在住)
「普通にかわいらしい感じの印象だったが、最初に会ってから『お金を貸してほしい』と連発してきた」
トラブルも相次いでいて、愛知県内に住む30代の男性は、マッチングアプリで知り合った女に60万円をだまし取られたといいます。
滞納した家賃や入院費用に… 「言われるがままに貸していた」
女は、滞納した家賃や入院費用が必要だと言って金銭を要求。
男性が金を振り込むと、女からの連絡は途絶えました。
(30代男性 愛知県在住)
「困っているなら(助けたい)という感じはあった。冷静さを欠いていたというか、言われるがままに貸していた」
マッチングアプリを悪用した詐欺グループ摘発
そして、9月2日…
(松田亘哲記者 愛知警察署)
「マッチングアプリを悪用し、ロマンス詐欺を繰り返していた男の身柄が警察署に入ります」
マッチングアプリを悪用した詐欺グループが、摘発されました。逮捕されたのは、東京都の自称・自営業 都築建太容疑者(39)ら男5人。
警察によりますと、5人は去年10月から11月にかけてマッチングアプリで女性になりすまし、知り合った男性(39)にうその投資話を持ちかけ、暗号資産15万円相当をだまし取った疑いが持たれています。
5人が不正に入手したという男性の個人情報やラインのIDは、約5600人分。大量の個人情報をどうやって集めたのでしょうか。
300人近い女性アルバイトをとりまとめて…
都築容疑者らは、スキマバイトを紹介するホームページを運営し、女性アルバイトを募集していました。
しかし、このアルバイトはマッチングアプリ上で男性とやりとりし、聞き出した個人情報とラインのIDを渡せば、報酬を受け取れるという”闇バイト”。
報酬額は、1件あたり500円~1300円。男性の個人情報とラインのIDは容疑者らに渡され、被害男性がラインでやりとりする相手はマッチングした女性ではなく詐欺組織にすりかわっていました。
5人は、300人近い女性アルバイトをとりまとめていたとみられています。
SNSのロマンス詐欺による被害総額 去年の同時期比2倍に
愛知県内のSNSを使ったロマンス詐欺による被害総額は、ことし7月末までに約23億円と、去年の同じ時期に比べて2倍に増えています。
警察は「マッチングアプリで知り合った相手を簡単に信用しない。SNSだけで収入を得られるようなバイトには申し込まないように」と注意を呼びかけています。
