くら寿司、ちいかわコラボ景品めぐる“疑惑”を調査「フィギュア抜かれてる?」SNSで相次ぐ指摘を受けて
回転寿司チェーン「くら寿司」は9月2日、「ちいかわ」とのコラボキャンペーンをめぐり、「ビッくらポン!」の景品が不適切に取り扱われた疑いがSNSで指摘されているとして、事実関係の調査を進めていると公式サイトで明らかにした。
今回のコラボでは「1万8000円分食べて、17個当たったんだけどフィギュア0」など、何度景品が当たっても目当てのフィギュアが出なかったという報告がSNSで相次いでいた。
さらに、フリマアプリ「メルカリ」でコラボのフィギュアを大量に出品している人物がいることが話題になり、その出品状況などから「店舗スタッフがフィギュアを抜いて転売しているのではないか」と疑う声まで上がっていた。
くら寿司は「本件を非常に重く受け止めており、現在、事実関係の調査を迅速に進めております」としている。
●「17個当たってフィギュア0」SNSで疑問の声
くら寿司は8月21日から、人気キャラクター「ちいかわ」とのコラボキャンペーンを全国の店舗で実施している。
話題になっているのは、食べ終えた皿を回収ポケットに投入すると、抽選でカプセルが当たる「ビッくらポン!」だ。
現在の景品は、フィギュア全5種、缶バッジ全8種、アクリルマグネット全8種。中でも、ちいかわ、ハチワレ、うさぎが細巻きに巻かれた姿などをデザインしたフィギュアが注目を集めている。
一方、SNSでは、何度景品が当たってもフィギュアが出なかったという投稿が相次いだ。
ある利用者は「ちいかわくら寿司、1万8000円分食べて、17個当たったんだけどフィギュア0 さすがにこんなことある?」と投稿。
これに対して、「1万8000円分食べて14回ビッくらポンを出しましたが同様の被害に合いました」「同じく16個で0でした」など、同様の経験をしたとする声が寄せられた。
さらに、メルカリでフィギュアを大量に出品している人物がいることなどから、「店舗スタッフが抜いているのでは」と疑う声も上がった。
●くら寿司「非常に重く受け止め」事実関係を調査
こうした指摘を受け、くら寿司は9月2日、「『ちいかわ』コラボ施策に関する一部SNS投稿について」と題するリリースを公表。次のように謝罪した。
「現在開催中の『ちいかわ』コラボ施策におきまして、お客様ならびに関係者の皆様に多大なご心配をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます」
そのうえで、「ビッくらポン!」のコラボグッズをめぐるSNS上の指摘について、「当社として本件を非常に重く受け止めており、現在、事実関係の調査を迅速に進めております」と明らかにした。
くら寿司によると、社内規定では、景品は原則として鍵付き倉庫内で保管している。開封・補充は複数人でおこない、担当者を明確にするなどの管理体制をとっているという。
同社は「不適正な取り扱い・取得は一切容認しておりません」と強調している。
●不適切な行為が判明すれば「法的措置も」
さらに、今回の調査で不適切な行為が明らかになった場合には、厳しい対応を取るとしている。
「万が一、調査の結果として不適切な行為が判明した場合には、該当者に対する厳正な処分および法的措置も含めた厳格な対応を行ってまいります」
今後は、グッズの提供数と在庫数の照合など、管理ルールをさらに厳格化する。事実関係が明確になり次第、公式サイトで公表するという。

