ニデックを去った元カリスマ、永守重信が「週3日出勤」する意外な場所…職場は戦々恐々としていた
ひっそりと晩年を送る、と思いきや
ニデック元名誉会長の永守重信氏(82歳)が、同社の全役職を辞してから半年が経った。人生そのものともいえる会社を去った創業者は、いま、どんな日々を送っているのか。本誌はその最新動向をキャッチした。
永守氏は'73年、わずか4人で日本電産(現ニデック)を創業。精密小型モーターを足がかりにM&Aを重ね、売上高3兆円に迫る世界的企業へと成長させた。
経営が大きくつまずいたのは'25年のこと。同社での長年にわたる会計不正が発覚したのだ。
第三者委員会は、不正の背景に「強すぎる業績プレッシャー」があったと認定。永守氏が不正を直接指示した事実は認められなかった一方、一部の不正を容認したとして、「最も責めを負うべきなのは永守氏」と厳しく指摘した。
永守氏は昨年12月に代表取締役を辞任、今年2月には「私が静かに去ることで生まれるこの空白は、ニデックの次世代を担う者たちが新しい歴史を縦横無尽に描き始めるための『白いキャンバス』になるのです」という言葉を残して名誉会長からも退いた。永守氏は今後、ひっそりと晩年を送るのか--。
「またかつての無茶ぶりが始まらないか…」
「いやいや、まだまだ意気軒昂ですよ。京都郊外にある京都先端科学大学のキャンパスに週3日ほど出勤しています」
こう語るのは同大学の関係者だ。永守氏は'18年から経営に参画し、現在も理事長を務めている。緑豊かなキャンパスを力強く散歩する姿も見られるという。
「大株主とはいえ、ニデックには表立って関われませんから、今度は大学経営に情熱を注いでいるのでしょう。ただ、あの永守さんです。大学でもかつての無茶ぶりが始まらないか、職員は戦々恐々としています」
元カリスマ経営者は新たな活躍の舞台を大学のキャンパスに移すのか。
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「週刊現代」2026年9月14日号より
