大谷翔平 11戦連続打点なし 渡米後の自己ワースト更新 満身創痍で8回に代打送られる
◇ナ・リーグ ドジャース8-13カージナルス(2026年9月1日 ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手(32)が1日(日本時間2日)、本拠地・カージナルス戦に「1番・DH」で出場し2打数1安打も11試合連続で本塁打&打点を記録できなかった。11戦連続打点なしは渡米後の自己ワーストを更新。7回の打席で右肘に死球を受け、走塁で足を気にするしぐさもあり、8回に代打を送られた。満身創痍(そうい)の中で試合にも敗れ、ワールドシリーズ3連覇、4年連続MVPに向けて正念場を迎えた。
9月を迎えても大谷の試練は続く。本拠地に戻ってのカージナルス戦の第3打席、マグリビのチェンジアップを中前にはじき返し、10打席ぶりの安打としたまでは良かった。2死一、二塁のベッツの左翼線適時二塁打に、一塁走者の大谷は三塁を大きく回ったところでコーチの指示で急ストップして帰塁。その場に倒れ込み、膝を気にする姿が見られた。
ドジャースタジアムの記者席でも「大丈夫なのか」と地元メディアが息をのんだ場面。試合後、ロバーツ監督は「全力で走ってから急に止まると膝の前側にかなり負担がかかる。その後(の状態)は聞いていない。ただ、急に止まらなければならない状況では多くの選手に起こること」と大きなアクシデントではないと説明したものの、左膝に不安を抱えているだけにヒヤリとさせるシーンだった。
7回の第4打席ではブルールから右肘に死球を受け、球場から大ブーイングが湧き起こった。当たったのは膝と同様に痛めている上腕に近い場所。レガースの上からとはいえ、憤った表情で一塁に歩いた。8点差だった8回に代打を出されて交代。ロバーツ監督は「死球は大丈夫だった」としたが、満身創痍(そうい)という印象が一層、増幅した。
打席でも本来の姿ではない。2打数1安打2四死球と出塁で貢献したものの、8月18日(日本時間19日)のロッキーズ戦で30号を放って以来、本塁打はおろか打点もない。出場11戦連続打点なしは、昨年6月などに記録した10試合を超え、自己ワーストとなった。
この日の地元紙カリフォルニアポストは、ドジャースのフリードマン編成本部長が「彼自身も当然、再び投手としてもチームを助けたいと思っている。彼ができることは何であれ、チームに大きなプラス」と話したことを伝えた。大谷自身、投手復帰も諦めてはいない。ただ、それも万全であればこそだ。チームも直近は7戦中5敗。正念場の秋を迎えようとしている。

