米軍がイランのミサイル発射施設を攻撃、「脅威を作ったのはイラン」…ヨルダンの米軍基地に報復
【ワシントン=阿部真司、テヘラン=吉形祐司】米主要ニュースサイト・アクシオスによると、米軍は30日、ホルムズ海峡に位置するイラン南部のララク島にあるミサイル発射施設を攻撃した。
米軍によるイランへの攻撃は7月下旬以来1か月ぶりとなる。イラン側は報復として、米軍が駐留するヨルダンの基地を攻撃した。
米中央軍は30日、イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」の機雷敷設部隊に対する「限定的な行動」をとったと発表した。「脅威を作ったのはイランであり、米軍は商船や世界貿易を守るためにその脅威を排除した」とも強調した。
アクシオスは米政府当局者の話として、革命防衛隊が「機雷を搭載したロケット弾をホルムズ海峡に向けて発射する準備」をしていたと報じた。革命防衛隊に近いセパ通信は、米軍の攻撃で隊員2人が死亡し、数人が負傷したと伝えた。
一方、イラン側は31日、報復措置として米軍が駐留するヨルダンの2か所の基地を弾道ミサイルと無人機で攻撃したと発表した。戦闘機のほか、技術・維持管理に関連する施設を標的にしたという。
米FOXニュースは、イラン側のミサイルが「ほぼ迎撃された」として、大きな被害はなかったとする情報筋の話を伝えた。
トランプ米大統領は25日、ホルムズ海峡の機雷が全て除去されたとSNSで主張し、「機雷を新たに敷設する船舶は即座に破壊する」と強調していた。
