KNB北日本放送

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今回の大雨は収穫を間近に控えたイネにも影響を与えています。「いつになったら刈れるのか」生産者は不安を募らせています。

川が氾濫し泥水が流れ込んだ田んぼ。収穫を間近に控えたイネをのみ込みこむように、一面茶色く濁った水が広がります。

NNN取材団・田中利奈記者
「道路の冠水がいたるところで発生しているこの氷見市の大浦地区ですが、田んぼにも被害がみられます」

氷見市大浦地区です。川との境が分からなくなるほど田んぼに水が流れ込んでいました。

農業組合法人「大浦営農組合」 中本良三さん(75)
「(水位は)農道でこれだけですからね」「一晩でこういうふうになるのは悔しい」

見つめる先には水に浸かったイネが…。地区の組合で所有する田んぼのおよそ2割が浸水被害を受けました。黄金色の稲穂を実らせたコシヒカリは1週間後に収穫予定でした。一夜明けても水は引かず、けさの雨で再び水かさが増したといいます。田んぼを管理してきた中本さんは「収量や品質に影響が出るのでは」と不安を募らせます。

農業組合法人「大浦営農組合」 中本良三さん(75)
「いまはコンバインでしょ。それなりの重さもあるし、柔らかいときに入ると沈んでしまう。だから、いつになったら刈れるのかなと」 

コメづくりへの影響は高岡市でも。農機具が並ぶ車庫にも泥水が流れ込み、片づけに追われる住民たちの姿がありました。大雨で水路の水があふれ田んぼに流入。水を抜いたものの、一部のイネは泥を被り倒れる被害が出ました。

高岡市 田子厚司さん
Q収穫の時期?
「もう1週間だったんだけど。『(来月)5日ごろ刈れるかね』と言うっとたんだけど…残念」
「非常に残念。まあ…自然災害やから」
 
1週間後には迎えるはずだった収穫を前に受けた今回の大雨。生産者は無念さをにじませました。

広範囲に及ぶイネの浸水。県などは被害状況を把握するため調査を進めています。

農業施設の被害ではこれまでに、他にもため池が決壊したり、田んぼののり面が崩れるなどの被害が確認されています。