「変わり果てた光景」石川・富山で一時大雨特別警報 石川270世帯孤立 富山“畳浮く”浸水被害 各地でゲリラ雷雨も

写真拡大

石川県と富山県に出されていたレベル5大雨特別警報は27日午後、レベル3の大雨警報に切り替えられましたが、28日にかけ再び大雨の恐れがあります。

一方、各地で天気が急変。
関東ではゲリラ雷雨が発生しています。

石川・羽咋市では大雨により川が氾濫し、近くの住宅街が濁流にのみ込まれました。

住宅の2階にともる光。
中には子供たちが取り残されていました。

そして、取り残された住民を消防隊員がボートで救助に向かいます。
救助隊員の腰まで水が迫る中、家族は無事救出。

石川県内では大雨により約270世帯が孤立しているといいます。

近隣住民:
まだ残された人たちがこの街の中にいる。その人たちの安否が心配。

羽咋市では12時間の雨量が観測史上最大となる317.5mmを記録。
道路はまるで川のようになり、至る所で冠水が発生しました。

道路には水没して動かなくなったとみられる車が放置されていました。

さらに、駅では線路も冠水。
普段は列車が走る線路が水で全く見えません。

さらに駅前の地下通路は、流れ込んだ雨水であふれていました。

一方、24時間で平年8月の約2倍に相当する雨が降った富山・氷見市。

川は護岸を削りとるほどの激しい勢いで流れていました。
近くに住む男性の家には、27日朝、増水した川の水が一気に流れ込んできたといいます。

浸水被害に遭った住人:
畳がみんな(水で)浮いて…。ここまで水が来た。

家の中はびしょぬれになっていました。

浸水被害に遭った住人:
(Q.一気に水が床上まで?)早かった。あの障子を見ればわかる。障子の高さまで来てた。(水が家の)中まで入ったのは初。

氷見市を襲った災害級の雨では土砂崩れも発生。

裏山から崩れた土砂で1階部分が完全に潰れた家。
この土砂崩れで複数の住宅が損壊したといいます。

近隣住民:
人間はみんな大丈夫。今まで千葉の豪雨を人ごとのように感じていたが、一瞬にしてこういう状態になると、やっぱり人ごとには感じられない。

この大雨で街は一夜にして変わり果てた光景となりました。

住民:
危機的な豪雨になったのは、きのうの夜中。落雷が続いていた。過去にこんなことはない。恐ろしいぐらいの爆音のような雷。それが異常で朝まで続いた。その間に集中豪雨。

街が泥だらけになっていたのは石川・中能登町。

土砂でせき止められた道路は通行止めに。
土砂が流れ込んだ中古車販売店では、駐車場に止めていた車が無残な姿となっていました。

被害に遭った会社:
(駐車場に)車が4台並んでいるが、2台は泥に埋まり大変な状況。いつになったら再開できるのか。この状態では…。