イチロー氏からのアドバイスをうれしそうに語ったカブスの今永昇太(カメラ・村山 みち)

写真拡大

◆米大リーグ マリナーズカブス(21日、米ワシントン州シアトル=Tモバイルパーク)

 カブス今永昇太投手(32)が21日(日本時間22日)、敵地でのマリナーズ戦試合前練習中、マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めているイチロー氏(52)に駆け寄ってあいさつした。2人で15分ほど話した後、今永は再び深々と頭を下げ、笑顔で握手。2年ぶりの再会を果たした今永はその短い時間で、大きな収穫を得た。

「いろんな野球の話だったりとか、精神的な話だったりとか。いろんな苦労もされたと思うので、そういうイチローさんがバッターとしてどんなピッチャーが嫌かとか、そういう話もさせてもらいました。これだけ歴史的な数字を残している方なので、すべてが自分にとってはもう最高のアドバイスです」

 イチロー氏から助言をもらいたくて、たくさんの質問を用意してきたという今永。「自分ごととして物事を捉えている瞬間と、客観的にその物事を捉えて『じゃあこうすればいいのではないか』というアドバイスをもらったので、多面的に話してくれて『その考えもあるのか』っていうのがすごく参考になりました」と嬉しそうに語った。

 メジャーリーグへの道を切り開いてくれた先人へ、感謝の気持ちも伝えたという。「やはりイチローさんたちがここで歴史を作ってくれたおかげで、今ある程度、日本人が認められた状態で1年目から過ごせるっていう環境がある。それはすごく先人に感謝すべきだと思うんで、そういった話もさせてもらいました」とうなずいた。

 先輩から受けた多くのアドバイスを胸に、今永は23日(同24日)にシアトルで先発マウンドに上がる。