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中国メディアの新快報によると、中国の列車内で3席を占有していた2人の女性客に別の女性客が席を譲るよう要求するも拒否される出来事があり、鉄道当局がコメントを発した。

報道によると、2人の若い女性客が列車内で横並びの3席を占有、2人は窓側と通路側の席に座り、中央の席には大量の菓子を置いていた。すると、「席なし券」で乗車していた別の女性客が座らせてほしいと要求。拒否されたため、乗務員に対応を求めた。

乗務員が確認したところ、2人の女性客は3席分の切符(購入記録)を提示した。通常、1人が購入できるのは1席なので、もう1人の同行者が何らかの理由で乗車しなかったとみられる。

「席なし券」の女性客は「みんな同じ列車に乗っているんだから、お互いに思いやるべきですよね」と主張したが、乗務員は「席は彼女たちのものなので、私に言われてもどうにもなりません」と言ってその場を離れた。

その後、中国のネット上では、このような場合に座席をほかの乗客に譲るべきかをめぐって議論が巻き起こった。一部のネットユーザーからは「彼女たちは切符を購入しているのだから譲らないのは当然」との声が上がる一方、「本人らのものではないもう1つの座席についても、彼女たちに使用する権利があるのか」と疑問を呈する声も出た。

これについて、中国の鉄道プラットフォーム「12306」の担当者は「通常、1人が購入できる切符は1枚なので、このようなケースではその座席の切符が本人名義になっているかどうかを確認する必要がある。本人名義であれば、本人の意思に基づいて話し合って決めることになる」と説明した。

また、通常は1人1席しか購入できないのに2人で3席の切符を所持していた場合、3つ目の座席についても使用する権利があるのかという疑問については「何人分の切符を購入(所持)していたかにかかわらず、その座席の使用権は購入者に属するため、(購入者およびその関係者ではない)ほかの人がその座席を利用したい場合は同意を得る必要がある」と回答した。

しかし、中国のSNS上ではなおも、「理屈では間違っていないけど、これは公共資源を占有する利己主義とも言えるのではないか?極端な話、帰省ラッシュの時期に私が1両分の席を買い占めても良いということなのか?」「こんなことでは、金を払った者が好き放題できる社会になってしまう」「間違っている。中央の座席は乗車しなかった乗客のものであって、彼女たちのものではない。彼女たちも使用することはできないはずだ」「2つの身分証で3枚の切符を購入することはできない。(もう1人が)乗車しなかった場合、その切符は無効になる。座席を占有していた側に道理はない」といった不満の声が上がっている。(翻訳・編集/北田)