テレビ金沢NEWS

写真拡大 (全5枚)

能登の復興支援として、被災者を無料で招待することなどを条件に、イベントの運営費用などを全額補助する金沢市の「能登復興支援事業」。市が設置した金沢芸術創造財団が実施したものですが、財団は、財団の元関係者が関与する助成金の不正受給が発生したと発表しました。

金沢芸術創造財団では、昨年度に実施した能登復興支援事業の助成金を巡り、不正受給の疑いがあるとして調査していました。

その結果、申請者12人による合わせて25件で不正受給が確認されたということです。

申請者の12人は、いずれも同じ財団の元関係者に助成金の書類作成を依頼。

依頼された財団の元関係者は、印刷物の発注などに関与し、全く関係のない人物の名前を名義人として使用して、実際の金額とは異なる領収書を作成しました。

財団は、不正受給があった25件のうち13件・総額41万3000円について、過払い分の助成金の返還を対象者に求め、おおむね合意を得たということです。

財団の元関係者は「よかれと思って書類作成を引き受けたところ、作業件数が多くなって、事務処理が追い付かなくなっていった」と話しているということです。

財団では、領収書の提出を細分化するなどして、再発防止に努めるとしています。