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 ◇ナ・リーグ ドジャース6―4ロッキーズ(2026年8月19日 デンバー)

 ドジャース佐々木朗希投手(24)が19日(日本時間20日)、敵地でのロッキーズ戦に先発。5回を投げ、毎回の7安打を浴びながらも、2失点にとどめる粘投を見せた。リリーフ陣が同点に追いつかれ、6勝目こそならなかったが、デーブ・ロバーツ監督(54)は投球内容について賛辞を送った。

 初回、先頭のマッカーシーをスライダーで空振り三振。続くモニアクにはこの日最速の100.3マイル(約161.4キロ)直球を右中間にはじき返され、二塁打を許したが、得点圏に走者を背負っても動じることはなかった。3番・キャリッグをスプリットで空振り三振、4番・ラムフィールドを98.4マイル(約158.4キロ)直球で遊ゴロに打ち取り、スコアボードに「0」を入れた。

 粘りの投球を続けたが、味方がリードを4点に広げた直後の4回にロッキーズ打線に捕まった。1死二、三塁の局面を招くと、7番・アマドルに左越え二塁打を浴びて2点を失った。それでも傷口を広げることはなく、5回も無失点で終え、先発投手としての責任投球回を投げ切った。

 ロバーツ監督は「私たちにとって素晴らしい投球を続けてくれています。朗希はまだ完成された投手ではありませんが、昨年から大きく成長しています。特にオールスター休み以降は、数字を見ても非常に優れた成績を残しています」と振り返り「今日は速球も良かったですし、スプリットも良かった。高地での登板から逃げることもありませんでした。多少苦しみながらの投球で球数も増えましたが、5回を投げ切ってくれたことで、ブルペンの運用はかなり楽になりました」と高い評価を与えた。

 さらに登板ごとに安定感が増していることを受け「最も持続性があると感じるのは、もう投球フォームについてあれこれ考えたり、話したりしていないことです。低めへの鋭い速球と、そこから落ちるスプリットの組み合わせは、打者にとって非常に対応が難しい。スプリットをストライクにでき、短く鋭く落とせるようになると、速球も一段と威力を増します」と心身両面での進化も認めた。

 佐々木はロッキーズ3連戦初戦の前日17日(同18日)はチームには同行せず、同3連戦で登板予定のない山本とともにロサンゼルスに残って調整。登板前日の18日(同19日)にチームに合流した。ロバーツ監督は「デンバーで過ごす夜を一晩減らすために、こちらへ来る日程を遅らせただけです」と説明。ロッキーズの本拠・クアーズフィールドは標高約1600メートルの高地にあり、デンバーは昼夜の寒暖差や乾燥など特徴的な気候を持つため“対策”も奏功した。