大西泰斗先生と秋乃ろーざさんが語る 英語の発信力はこれで伸ばせる! 【ラジオ英会話サブノート】
「ラジオ英会話」で学んだ「知識」を「話す力」に変える教材、「ラジオ英会話サブノート」。書く、声に出す、を繰り返してアウトプット力を鍛え、実践的な英語力を身につけられます。今回は「ラジオ英会話」の出演者であり、本教材の監修者でもある大西泰斗先生、秋乃ろーざさんが番組さながらの楽しいかけ合いを見せてくれる連載「ひろととろーざのサブノートトーク!」4、5月号の一部をお届けします。
大西泰斗
言語学者。NHKテレビ「3 か月トピック英会話~ハートで感じる英文法」「しごとの基礎英語」「大西泰斗の英会話☆定番レシピ」などの講師を務め、現在NHK「ラジオ英会話」講師。『ネイティブスピーカー』シリーズ(研究社)、『ハートで感じる英文法決定版』(NHK 出版)、『一億人の英文法』(東進ブックス)、『総合英語FACTBOOK』(桐原書店)など、著書多数。
秋乃ろーざ
アメリカ・カリフォルニア育ち、日本国籍。UCLAを日本語専攻で卒業。バイリンガルの俳優としてさまざまなテレビ番組やドラマに出演し、モデル、ナレーター、通訳としても活躍。茶道、アンティーク着物の研究、自分で本格的な日本髪を結うこと、乗馬などを好む。
英語学習を長続きさせるヒント
ひろと:英語学習の大敵は、あきらめてしまうこと。言葉の学習には多くの時間がかかるため、何よりも大切なのは、粘り強く学習を続けることです。ろーざさんはどう思いますか?
ろーざ:そのとおりだと思います! 続ければ何とかなるけど、あきらめたら終わりですからね。
ひろと:ろーざさんも長年日本語を学んでいると思いますが、学習を長続きさせるコツは何でしょう。
ろーざ:いちばん大事なのは、やっぱり楽しむこと。自分の好きな分野について調べたり、その分野のネイティブスピーカーの仲間を作ったり。アメリカにいたころは、周りに日本人がたくさんいる環境を作っていましたよ。「勉強」として考えないことがポイントかな。
ブレークスルーを起こすために
ろーざ:4月号のダイアログ、昨年度までとずいぶん内容が変わりましたよね?
ひろと:皆さんが英語を話せるようになるためのブレークスルーを起こすためなんですよ。
ろーざ:それって、どんなことですか?
ひろと:この番組を聞いている人のほとんどは、十分話す力がある。でもなかなか話せない。で、話せるようになるためのブレークスルーはなるべく実際の会話に近いものを学ぶことだと思ったんです。
ろーざ:なるほど! 今年度のダイアログでは、読みながら、「ああ、これって昨日の会話で使った英語だ」って何度も思うのはそのせいですね。実生活から切り取ったようなダイアログ、楽しみですね!
会話での表現力
ひろと:会話で大切なのは、文が作れることや、単語をたくさん知っていることだけではありませんよね。ろーざさんは、ふだんどんな点に気をつけて会話をしていますか?
ろーざ:「音」かな。書き言葉にはないリズムや抑揚ですね。例えば、自分が考えていることを相手がうまく言ってくれたときに、THAT’S what I wanted to say. と、that に強勢を置けば、相手には強い共感が伝わりますよね。日本語では「それが本当に」「まさに」など、強調語句を加えることが多いようですが、英語では強弱のリズムが大きな表現力を持っているような気がするんです。
ひろと:具体的にどうやったら、その表現力をものにできるのでしょう?
ろーざ:それはもちろん、「ラジオ英会話」のダイアログを注意深く聞くことです。私とデイビット(「ラジオ英会話」番組パートナーのデイビット・エバンスさん)は登場人物がどんな気持ちで話しているのかを考えて、その気持ちを再現するように、いつも気をつけています。それぞれの発言の微妙な音に注目して、忠実に読むこと。それが大切だと思いますよ。
連載「ひろととろーざのサブノートトーク!」は英語学習のヒントが満載で、モチベーションアップにも役立ちます。「ラジオ英会話サブノート」はいつでも学習を始められる構成になっているので、中だるみに悩んでいる人、アウトプット力を伸ばしたい人は、ぜひ手に取ってみてください。
■「ラジオ英会話サブノート」2026年4、5月号より
■イラスト:田島ミノリ

